耐火物誌

1958/9月 第43集

造塊委員会報告  第12回造塊用煉瓦専門委員会経過報告 毛利定男 68
取鍋用レンガの侵食試験機について 福井哲,佐野川建 70
取鍋用炭化珪素質煉瓦の品質試験結果 前川静弥,曽我政雄,江尻春義 72
取鍋使用状況の調査と検討及び対策 山口正,二宮久人 75
低気孔率取鍋煉瓦の試用結果 遠藤鉄夫 79
120T取鍋における国内製ノズル,ヘッドの試用近況(第5報) 相原満寿美,渡辺章三,宮武和海 83
大型平炉用組合せノズル試用結果について 酒井重雅 88
国産ノズル,ストッパーに就いて 岩田義則 92
T社,M社製Soft Nozzle黒鉛質,SiC質Stopper Head実用試験結果について 岡本清 94
真空脱気成形法によるストッパー煉瓦の品質改善に就いて(半乾式成形法に於ける場合) 丹羽庄平,松村勲 100
ノズル,ストッパーの熱間粘性について 丹羽庄平,小西雄二郎,落合武四郎 101
スリーブ煉瓦のスポーリング試験方法について 豊田勇,佐藤弘 106
注入管煉瓦に就いて 阿部重蔵 110
定盤煉瓦の試用結果について 首藤武司 111
定盤用耐火煉瓦の品質に就いて(第1報) 丹羽庄平,横井晃,松村勲 113
CoO Tracer煉瓦使用による造塊用耐火物の熔損状況調査結果について 永見勝茂 118
高炭素クローム鋼の砂疵ならびに非金属介在物に及ぼす造塊耐火物の影響について(第1報) 谷口千之,小谷良男 123
第12回造塊委員会「造塊用煉瓦の使用取付迄の管理方式の確立」に関する調査(その1~その9) 造塊用耐火物専門委員会 129
文献Ogneypoli ソ連耐火物に関する抄録 製鋼用ドロマイト鉱石の研究 若林明,古賀勝 137
マルチン式炉蓄熱室に使用した高アルミナ質レンガについて 古賀勝 138
クロ・マグ質耐火レンガの溶損について 古賀勝 138
マルチン式溶解炉クロ・マグ質天井としての新しい耐火物(オーストリア) 古賀勝 140
取鍋用レンガの耐溶性について(フランス) 古賀勝 141
  耐火物に関係ある文献の抜華   141
会報 特許公報…   142
  緊急理事会,在京理事会,日本工業規格   143
 

1958/6月 第42集

  故堅田欽次氏略歴 大野政吉 2
平炉委員会報告 第20回平炉耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 3
前壁用Mg-Cr煉瓦の試用結果(第2報) 永見勝茂 4
平炉出鋼孔用煉瓦について 前田正義 7
全塩基性天井平炉の経験 山口正 8
平炉天井改造の経過と実績(其のⅡ) 吉田英雄 11
最近に於ける平炉天井築造の変遷 首藤武司 13
焼成塩基性煉瓦の前壁使用成績(第2報) 酒井重雅 16
塩基性ギッター煉瓦について 酒井重雅 17
各種平炉天井用珪石煉瓦の比較について 前川静弥 19
平炉鋼滓室に於ける塩基性煉瓦の利用 突当り壁下アーチに使用した塩基性アーチについて 大貫富蔵 22
煉瓦原単位等の調査(第20回委員会資料改訂版) 平炉耐火物専門委員会 24
設備委員会報告 パレット輸送に就いて 中村好一,丸山和道,端野正作 27
現在使用のパレット形式に対する使用者側としての一意見 住友金属工業 小倉製鉄所 38
パレット方式について 黒崎窯業 41
巾1,150mm×885mm木製パレットに就て 端野正作 44
貨車による定盤煉瓦のパレット輸送に就て 日本耐火工業 奈古工場
住友金属工業 小倉製鉄所
45
設備改善専門委員会パレット輸送に関する小委員会経過報告 長谷文造 55
Ⅱ型木製パレットに就て 端野正作 56
Non Pallet Hoop締め荷造に就て 黒崎窯業 57
JIS D 6002(案)と技術会のパレット統一形状について 長谷文造 59
文献  耐火物に開係ある文献の抜粋   60
会報  特許公報   61
臨時総会、第10回定時総会,第21回理事会,32年度事業報告、在京理事会,東部支部総会及工場見学会報告 61

1958/3月 第41集

  故笹井顧問の経歴 宮 栄 228
  築炉研究懇談会の発足について   228
講演要旨 耐火レンガ工場における運搬の合理化(Ⅰ) 阪井英人 229
平炉委員会報告 第19回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 233
特殊珪石煉瓦試用結果 永見勝茂 233
ギッター用上段煉瓦の使用実績について 前川静弥 240
各種平炉天井用珪石煉瓦の比較について 前川静弥 243
塩基性ギッター煉瓦の使用について 大貫富蔵 245
銑配合率の天井持続回数に及ぼす影響について 前田正義 248
旧平炉工場に於けるスーパーゼブラについて(第Ⅱ報) 酒井重雅 250
前壁に使用した焼成,不焼成塩基性煉瓦の比較 酒井重雅 252
全塩基性天井の築造とその使用経過 岡本清 253
全塩基性ギッター煉瓦について 土肥正治 256
各社平炉ギッターに関する調査(昭和32.11調査) 平炉耐火物専門委員会 261
キューポラ用耐火物 キューポラ用耐火物講習懇談会経過報告 日本鋳物協会
耐火煉瓦技術会
264
文献 ソ連耐火物機関誌オグネイポリ抄録について 若林明 264
資料 国鉄制定の機関車用耐火レンガ仕様書について 若林滋 268
会報 第20回理事会及在京理事会,編集会議   269
耐協便り 昭和32年品種別,月別れんが生産実績,昭和32歴年度外国耐火物原料輸入実績 272
索引 耐火物工業 第9巻(自第37集至第41集)総目次   279

1958/1月 第40集

  昭和33年初春挨拶 若林滋 162
  理事 稲村 泰氏紫綬褒賞を受く   162
  耐火物手帖発刊に付て   162
報文 造塊作業に於ける黒鉛ストッパーのピン切れとピンの材質に就て 本城武,古賀勝 163
講演 中国及びソ連の窯業事情 関皓之 166
委員会報告 キャスタブル耐火物プラスチック耐火物及び軽量キャスタブルの試験方法のJIS原案作成の経過 若林滋,若林明 171
文献紹介 耐火物に関係ある文献の抜粋   218
会報 在京理事会,緊急理事会,第19回理事会   223
  交換誌一覧表   170

1957/9月 第39集 平炉耐火物特集号

講演要旨 鋼材の非金属介在物について 三本木貢治 112
平炉委員会報告 第18回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 122
塩基性ギツター煉瓦について 谷口千之 122
塩基性ギツター煉瓦の試験結果及び使用状況について 高椋正雄 126
塩基性ギツター煉瓦使用結果 里井孝三郎 129
平炉蓄熱室格子積煉瓦として塩基性煉瓦使用報告 阿部重蔵 133
塩基性ギツター煉瓦試験報告 池田正 136
塩基性ギツター煉瓦について 土肥正治 138
平炉天井改造の経過と実績 吉田英雄 141
塩基性平炉の熱効率について 前川静弥 143
30T平炉天井の損傷状況について 毛利定男 144
天井塩基性煉瓦使用の経過特にスーパーゼブラについて 酒井重雅 147
平炉天井用塩基性煉瓦Radex Eの使用について 松浦実 150
国産クロマグ系煉瓦について 和田透 156
文献紹介      159
会報 在京理事会,第18回理事会,在京理事会   159

1957/7月 第38集  造塊煉瓦特集号〔2〕

造塊委員会報告 溶鋼流の流線より見たノズル煉瓦の形状(第Ⅲ報) 丹羽庄平,上垣外修己 56
取鍋用ストツパースリーブ煉瓦の使用経過について 里井孝三郎,勝部進,永見勝茂 61
120Tレードル用ストツパー関係耐火物について 酒井重雅 63
塩基性ノズルの試用結果(第1報) 谷口千之,小谷良男 66
ストツパーヘツド,ノズル組合せ試験報告 成広清士 70
ソフトノズルの試験に就いて 松浦実,喜多村実 76
Soft Nozzle実用試験 山口正,二宮久人,飯田義治 78
120T取鍋における国内製ノズルヘツド及びスリーブの試用近況(第4報) 故山野井博,一戸正良,宮武和海 83
大型取鍋用煉瓦及びスリーブヘツド使用経過}こついて 太田太郎,浜田好信 95
鋳鍋用ノズル及びストツパーヘツドの使用報告 村田巌 99
ノズル及びストツパーヘツドに関する試験結果 渡辺昇,大滝浩,塚田祐一 101
二重Stopper,Sleeveの試験結果報告 前川静弥 104 
低ばん土質煉瓦の2,3の特性について 毛利定男,林武志  107

1957/6月 第37集  造塊煉瓦特集号〔1〕

  高炉煉瓦研究に就いての御願い 黒田泰造 2
報文 粘土質レンガ原料における耐食性条件の検討 小沢卯三郎,武藤正,野老靖二 6
造塊委員会報告 第10回造塊用煉瓦専門委員会経過報告 毛利定男 10
取鍋煉瓦に対する考察 丹羽庄平,松村勲 12
スピネル質煉瓦の取鍋試用結果(第2報) 谷口千之,小谷良男 20
スピネル質取鍋煉瓦の損耗について 太田善造,種村文数,二見博,馬場信之 29
平炉用取鍋底煉瓦について 美崎敬之 30
取鍋煉瓦の小型化について 大和製鋼 31
Tracer使用による砂疵調査概報(第1報) 里井孝三郎,勝部進,永見勝茂 33
湯道煉瓦の材質について 河内通,石田寛 36
定盤煉瓦の使用試験(Ⅱ) 故山野井博 38
文献紹介 セカール250による耐火コンクリートとそれらの利点 上浦正雄 43
会報 総会,理事会,新役員,事業報告   2
支部会報 九州支部講演会,見学会報告   54
会報 臨時総会議事録   54
定款 耐火煉瓦技術会定款 昭和32.5.29改正    

1957/1月 第36集

  1957年の新年迎えて 若林滋 218
報文 本邦産珪石の比較研究Ⅱ 珪石の転移に関する通念と,それに対する反省 徳田種樹 219
平炉委員会報告 第17回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 222
平炉前壁及び突当り壁に使用せるMg-Cr煉瓦の使用結果 里井孝三郎 223
ゼブラ天井に就いて 阿部重蔵 226
平炉天井押へ装置及び天井冷却装置に就いて 高椋正雄 229
塩基性煉瓦の使用実績に就いて 前川静彌 231
塩基性蓄熱煉瓦使用報告 神戸文夫 233
平炉天井用,特殊珪石煉瓦(特許申請中)に就いて 池ノ上典,竹内清和 235
特殊珪石煉瓦の実用試験 山口正,二宮久人,石田益夫 236
オイルプレス製天井珪石煉瓦の使用について(中間報告) 前田正義,和田透 244
Ferro-Clad不焼成塩基性煉瓦使用後の変質について 河内通,須賀音吉 245
平炉出鋼口築造法の改良 大貫富蔵 247
設瞳改善委興会報告 収塵装置についての覚書 井伊谷鋼一 249
収塵装置の基礎と実際 臼井一男 252
収塵装置の実際,遠心式粉末分級機の実際について 八木進,伊藤釥二,宇佐見八郎 259
当所における収塵装置について 白土清臣 263
収塵装置の一例について 河内通,山口望 267
反撥式粉砕機による珪石原料の粉砕について 内藤雅夫 271
振動篩について 門野敦郎 274
油圧プレス及び上滝式油圧ポンプの使用実績について 八幡製鉄所炉材課 276
会報     278
索引 耐火物工業第8巻(自集32至・36集)総目次   279

1956/12月 第34.35集合併号

専門委員会報告                第9回造塊用耐火物専門委員会経過報告 毛利定男 126
T社製取鍋煉瓦の比較試験結果 前川静彌,曾我政雄,上田芳夫 127
外国製取鍋煉瓦の材質研究結果と使用実績 武田喜三,中原文夫 130
塩基性取鍋煉瓦について 谷口千之,小谷良男 134
スピネル質取鍋煉瓦について 太田善造,二見博,種村文数,馬場信之 136
特殊鋼取鍋用高珪酸質煉瓦について 長崎勧 137
鋳鍋煉瓦使用報告 村田巌 138
炭珪質取鍋煉瓦の実用試験 錦織清治 142
小形取鍋煉瓦の実用試験 錦織清治 143
低気孔率取鍋煉瓦の試用成績 遠藤鉄夫 144
平炉用取鍋煉瓦の形状調査報告 毛利定男 146
各社別平炉用取鍋及び取鍋煉瓦の形状寸法実態調査表 毛利定男 149
附・取鍋煉瓦の品質及び寸法公差購入規格表   152
ノズル煉瓦の縦割に関する一考察 丹羽庄平,上垣外修己 153
ノズルスリーブヘツド使用経過 吉田英雄 155
Bloating Sleeveについて 上田静雄,浜田好信 158
各種Sleeve並びにStopper head試験 山口正,高田教三 162
ノズル・ストツパー製造経過報告 上田静雄,青江利光 169
大型取鍋用ストツパー煉瓦の製造研究 中原文夫 170
120T取鍋における国内製ノズル・ヘツドの試用近況について 一戸正良 171
カーボランダム質ストツパーヘツドの試用結果 谷口千之,小谷良男 175
スリーブ煉瓦の製作並びに実用試験 長崎勧 177
軟質ノズルのplastic flowに就いて実験 毛利定男,林武志 179
SiC質ノズル及び硬質ストツパーヘッドの使用結果 渡辺昇,土手彬,平田満雄 182
炭化珪素質ストツパーヘッドについて 太田善造,二見博,馬場信之,種村文数 185
ストツパー,ノズル,スリーブ試用結果 成広清士 186
GraphiteStopper Head採用に依るPinの事故に対する防止について 寺田二郎 188
各種ノズル使用試験結果 前川静弥,小林均 190
ノズル及びストツパーヘツド試作品の使用結果について 村田巌 193
スリーブの肉厚に関する検討(第1報) 丹羽庄平,上垣外修己 194
定盤煉瓦の使用成績の判定について 武田喜三 196
上注定盤用黒鉛質煉瓦について 寺田二郎 199
湯道煉瓦の材質について(第4報) 河内通,石田寛 200
シヤモツト質定盤煉瓦 藤井稔 202
定盤煉瓦の試作について(附,割れ試験の方法) 村上次郎,三瀬敬教 203
湯道煉瓦の成形法による寸法及び品質の比較 美崎敬之 207
研究報告 耐火物の耐食性研究方法に関する一検討(主としてトリベレンガについて) 小澤卯三郎 210
会報     215

1956/8月 第33集

専門委員会報告                 第16回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 57
煉瓦原単位その他 高良義郎 58
平炉天井用珪石煉瓦標準形再提案 毛利定男 60
平炉天井用珪石煉瓦に就いて 神戸文夫,白川清 62
大天井築造法の変遷について 村田巌 65
塩基性煉瓦の使用実績について 前川静弥 67
天井押へ金物及び天井煉瓦の膨脹に就いて 前川静弥 72
塩基性煉瓦の使用に就いて 浅原隆三 74
炉床築造法の改良 大貫富蔵 76
不消化性ドロマイトと焼ドロマイトの比較 渡辺昇 78
クロ-マグ煉瓦用モルタルに就いて 河内通 80
マグネシアモルタルの試験報告 武田喜三 81
平炉装入口扉用プラスチツク及びキヤスタブル耐火物に就いて 寺田二郎 83
平炉々体の断熱試験に就いて 寺田二郎 84
平炉々体断熱状況に就いて 高椋正雄 86
平炉の断熱に就いて 山口正 89
平炉々体断熱に就いて 里井孝三郎 91
専門委員会報告         第1回非鉄金属精錬用耐火物委員会   95
鉛回収反射炉用耐火煉瓦について 丹羽庄平,松村勲 96
珪石煉瓦とマグクロ煉瓦の炉壁比較試験 太田善造 98
亜鉛スラグの侵蝕に就いて 池ノ上典,柴田暢,古海宏一 100
錫製錬用耐火物に就いて 池ノ上典,竹内清和,古海宏一,高木義博  
珪灰鉄鉱と各種耐火物の反応 池ノ上典,柴田暢,江口忠孝 102
ニツケル製錬過程に生ずる溶鉱炉スラグ転炉スラグ及び電気炉スラグによる各種耐火物の侵食状況について 池ノ上典,小刀典司,高木義博,田中英寿 103
銅及び銅合金に対する各種耐火材料の侵食状況に就いて 池ノ上典,池村恭一,三木宗之助,竹内清和,片瀬伝治 105
銅精錬反射炉天井に使用したRRRの実績に就いて 青木熊雄 116
会報     124
文献抄録 非鉄金属冶金炉と耐火物 本城 武 119

1956/6月 第32集

  ことごと集 若林滋 2
報文 キヤスタブル及びプラスチツク炉材(国内及び外国製品)の物理的諸特性について 河嶋千尋 3
耐火煉瓦の熱間耐圧強度に就て 吉田良三 25
地方研究会報告 キユーポラ内張用耐火煉瓦研究会について 若林滋 28
各種キユーポラ煉瓦の試験例について 山本忠次 28
キユーポラ内張煉瓦の実用試験結果について 住川清次 31
キユーポラ用耐火材について 吉近昌 38
ろう石煉瓦の耐侵食性に関する二,三の実験結果の考察 林武志 42
キユーポラ用耐火煉瓦のろう石原料の研究 橋本恒市 47
キユーポラ用耐火煉瓦について 長崎勧 48
会報     49

1956/3月 第30,31集合併号 造塊煉瓦特集号

  本会の動静 若林滋 376
  耐火レンガの新しい日本工業規格(JIS)に付て   377
専門委員会報告 130屯取鍋及びノズルストツパーヘッド,スリーブ使用経過報告 吉田英雄 378
130屯取鍋煉瓦に付いて 上田静雄,浜田好信 385
各種取鍋煉瓦の試験に付いて 寺田二郎 387
低耐火度,低軟化性取鍋煉瓦の試験 守川喜久雄,小谷良男 388
取鍋用蝋石の粒度に付いて 多田高治,河村淳一 393
ドライプレス製鋳鍋煉瓦の使用経過報告 村田巌,白土清臣 395
取鍋煉瓦の侵蝕と試作煉瓦の試験 高田敬三 397
第13回鍋試験 阿部重蔵,成里春三 404
130TS取鍋用スリーブ製造及び使用結果報告 上田静雄,浜田好信 406
ソフトノズルに付いて 丹羽庄平,加藤苞明,松村勲 409
機械的圧力によるストツパーの破壊形式に付いて 丹羽庄平,加藤苞明,松村勲,上垣外修己 412
熔鋼流の流線より見たノズル,ストツパーの型状(続報) 丹羽庄平,松村勲,上垣外修己 414
最近のストツパーに付いて 寺田二郎 417
二,三社ヘツドの試用試験報告 武田喜三 419
スリーブ煉瓦の熔損に付いて 成広清士 422
120T取鍋における国内製ノズルの試用結果 武田喜三 423
黒鉛質ストツパーヘツドの使用に付いて 村田巌 424
湯道煉瓦の材質に付いて 河内通,石田寛 426
T社製定盤煉瓦使用試験報告 武田喜三 428
湯道煉瓦の侵蝕量と成品疵の関係に付いて 里井孝三郎,永見勝茂,岩田善矩 430
定盤煉瓦の寸法誤差に付いて 藤井豊男 435
電気炉による製鋼用湯道燥瓦の実用試験 長崎勧 439
粗粒定盤煉瓦に付いて 村上次郎,三瀨敬教 441
大型鋼塊下注用湯道管に付いて 前川静弥 443
湯道煉瓦に付いて(使用中発生する亀裂の問題) 美崎敬之,石井義二 444
Control Testing of Open Hearth Pit Refractories  Charles N Jewart,青木豊訳 447
報文 浸漬撹拌法による取鍋煉瓦の侵食試験 小沢卯三郎,野老靖二 448
報文 本邦産珪石の比較研究Ⅰ“Norelco”による平均自乗変位の測定とその応用 徳田種樹 454
統計 昭和30年度(1月~12月)外地耐火物原料輸入実績、昭和30年度(1月~12月)耐火煉瓦輸出入実績、昭和30年品種別:月別耐火煉瓦生産実績(屯)  459
会報     460
索引 耐火物工業第7巻(自27集至31集)総目次   462

1955/12月 第29集

専門委員会報告 第15回平炉耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 332
平炉耐火物専門委員会運営方針調査結果 高良義郎 334
最近10年間に於ける塩基性煉瓦の推移 中原文夫 335
平炉用耐火物の変遷(要旨) 寺田二郎 342
Didier製珪石煉瓦に就いて 住友金属工業 和歌山製造所 343
平炉用耐火煉瓦の品種の変遷に就いて  川崎製鉄 葺合エ場 345
平炉用天井珪石煉瓦に関する研究業績 多田高治 347
出鋼屯当り原単位調査表  平炉耐火物専門委員会   350
平炉部分別使用耐火物(ガス) 352
平炉部分別使用耐火物(重油) 353
粘土質耐火煉瓦製造に於ける原料の重量配合バツチ,システム 長崎勧 354
第8回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   355
機関車用耐火煉瓦専門委員会経過報告   357
機関車用耐火煉瓦の仕様について 上浦正雄 361
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-キヤスタブル及びプラスチツク耐火物 若林明 368
資料  耐火煉瓦協会だより   370
統計  昭郡30年度上半期生産実出荷,在庫調べ、輸出入統計長期需給計画、
昭和30年1~10月外地原料輸木実績長期需給計画 
372
会報     373

1955/11月 第28集 高炉用耐火物特集号

  高炉用耐火物特集号発刊について 若林滋 286
報告 溶鉱炉操業成績表及輸入煉瓦試験成績表  富士製鉄 287
高炉煉瓦使用状況に就いて  日本鋼管 291
溶鉱炉操業成績表及高炉用煉瓦使用結果  住友金属工業 小倉製鉄所 292
高炉煉瓦製造実績及研究状況  八幡製鉄所 300
熔鉱炉煉瓦の試作試験結果に就いて  播磨耐火煉瓦 302
国産原料を主体とした高炉煉瓦の工業的製造研究  品川白煉瓦 303
高炉用煉瓦の研究  八幡製鉄所化工部炉材課 305
高炉用煉瓦の品質基準について  銑 鉄 部 会一 307
高炉用煉瓦の試作に就いて  大阪窯業耐火煉瓦 308
国内産原料による熔鉱炉用煉瓦の試作  播磨耐火煉瓦 309
溶鉱炉煉瓦に関する2,3の研究  黒崎窯業 310
米国産FlintClayを主体とせる高炉煉瓦の試製品に就いて  品川白煉瓦 312
高炉用煉瓦の製造研究  八幡製鉄所化工部炉材課 317
座談会 高炉用耐火物座談会 辻畑敬治,浅田譲,田中喜雄,芹田勇夫,林敏,若林明,吉田英雄,菊池敏治,若林滋,小森義重,高井治 322
会報     304

1955/8月 第27集 造塊煉瓦特集号〔2〕

専門委員会報告 国産黒鉛ストツパー使用結果 成広清士 240
ストツパーヘッド並に湯口の使用結果 富士製鉄室蘭製鉄所 製鋼課,窯業課 240
ブローチング性ストツパー,スリーブの試験に就て 杉沢英男 242
特殊鋼に於ける高珪酸質ノズルの使用 太田善造,二見博 245
小型鋼塊用ストツパー,ノズル試験 阿部重蔵,成里春三 247
特殊スリーブの研究 伊藤正健,林武志 252
特殊品質のノズル煉瓦の研究 伊藤正健,林武志 257
熔鋼流の流線より見たノズル,ストツパーの形状 丹羽庄平,上垣外修己 260
特殊形状ノズルに依る鋳込時の熔鋼流の状態 丹羽庄平,松村勲 263
N社製黒鉛質ストツパーヘッド試験報告 武田喜三 269
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論
          -火力発電所汽罐用耐火煉瓦
平 定信 275
文献紹介     271
会報     246

1955/5月  第26集 造塊煉瓦特集号[1]

専門委員会報告 第4回造塊用取鍋煉瓦実績調査結果一覧表の考察 毛利定男 200
耐火煉瓦の昭和28・29年生産及出荷状況   205
A社製純ろう石質低気孔率取鍋煉瓦の実用試験結果 錦織清治 206
各社製取鍋煉瓦侵食試験 成広清士,柳原道行 208
ドライプレス製鋳鍋煉瓦に関する試験 村田巌,白土清臣 209
昭和28・29年部由別耐火煉瓦需要量   212
新製鍋煉瓦の作業試験結果に蹴いて 河内通 213
取鍋煉瓦の小型化による中間修理の方法とその成績 杉沢英男 215
取鍋の損蝕に関する2,3の調査結果報告(米国製及び国内製取鍋用煉瓦比較試験結果補稿) 前川静弥,中川義隆,曾我政雄 216
各種鋼滓のシヤモツト質煉瓦に対する侵食力に就いて 前川静弥,中川義隆 218
取鍋煉瓦の溶損に対する一試験法(Slag test) 美崎敬之 220
低気孔率取鍋煉瓦に就いて 長谷文造,船橋節郎 222
高珪酸質取鍋煉瓦に就いて 福井哲 224
低気孔率純ろう石質(CP)取鍋煉瓦の実用試験結果 加藤繁次郎,林武志 225
低気孔率粘土質取鍋煉瓦の試用成績 高椋正雄,八田泰郎 227
取鍋及び煉瓦形状改良による寿命延長について 守川喜久雄,小谷良男 229
外国製取鍋煉瓦の材質試験 中原文夫 233
T社製120瓲取鍋用煉瓦試験報告 武田喜三 235
統計 昭和29年(1~12月)品種別耐火煉瓦生産高  226
会報      
索引 耐火物工業 第6巻 (自22集 至26集) 総目次    237

1955/3月  第25集 平炉耐火物特集号

随想 今朝の夢・・煉瓦史 黒田泰造 150
新年随感 若林滋  
専門委員会報告 平炉耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 151
平炉用耐火炉材の使用状況 富士製鉄釜石製鉄所製鋼課 153
Zebra Roof試験報告 山口正,二宮久人 154
塩基性抱き煉瓦の使用に就いて 杉沢英男,福原平八 158
酸素製鋼と大天井及び前壁に就いて 大阪製鋼西島工場 160
酸素製鋼と炉体煉瓦(天井) 大阪製鋼西島工場 162
シヤモツト質ギツター煉瓦の使用試験 大阪製鋼西島工場 165
全塩基性重油専焼炉の耐火煉瓦に就いて 住友金属工業 鋼管製造所 168
空気冷却が天井煉瓦に及ぼす影響 武田喜三 170
白珪石の利用 池ノ上典 171
作業用耐火煉瓦使用実績 中原文夫 172
平炉部分名称 日本鉄鋼連盟 173
第7回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   178
第2回機関車用耐火煉瓦専門委員会議事録   179
第3回機関車用耐火煉瓦専門委員会議事録   180
報文 石灰の微粉末移行抑制による珪石煉瓦の製造方法 須賀音吉 182
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-平炉天井煉瓦 高良義郎 185
文献紹介     189
会報 耐火練瓦技術会定激   195

1954/11月 第24集 造塊煉瓦特集号

専門委員会報告 黒鉛質取鍋煉瓦の研究(高マンガン鋼に対する試用) 吉田恵,太田善造,二見博 92
T社製取鍋煉瓦使用成績について 渡辺省三 93
ろう石質取鍋煉瓦の研究 長崎勧,西川泰男 95
ろう石質低気孔率取鍋煉瓦の使用成績 阿部重蔵,成里春三 96
取鍋煉瓦の高圧成形による品質改善について 多田高治 100
取鍋目地用モルタルに関する2,3の調査報告 前川静弥,中川義隆,曾我政雄 101
純ろう石質低気孔率取鍋煉瓦の試用結果 守川喜久雄,小谷良男 105
ボタシヤモットをベースとした取鍋煉瓦に就いて 高塩哲夫,稗田貞彦 110
取鍋用小型煉瓦使用試験について 武田喜三 112
スリーブの縦割れに関する実験 毛利定男,伊藤正健,林武志 114
低気孔率シヤモツト質ストツパーノズルの使用状況に就いて 高椋正雄,八田義郎 117
ノズル・ストツパー煉瓦の品質検査方法に就いて 丹羽庄平,松村勲 119
溶鉄及び溶鋼の擬固点から見た最適鋳込温度 丹羽庄平,上垣外修己 123
ドイツMartin-Pagenstecher社製ストツパー・ノズルスリーブ煉瓦の材質試験 中原文夫 129
使用後の定盤煉瓦の状況について 成広清士 134
湯道煉瓦の材質に就て(第2報) 須賀音吉,石田寛 135
定盤煉瓦の抗張力に就いて 村上次郎,三瀨敬教 138
鋳塊の煉瓦疵に関する定盤煉瓦の製造について 高塩哲夫,稗田貞彦 140
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-キユポラ耐火物  藤井 稔,竹内清和 141
会報      

1954/9 第22,23集 造塊煉瓦特集 合併号

講演 ウエツトパンとパツグミルに於ける混練比較に就いて 稗田貞彦, 神崎二郎 2
専門委員会報告 造塊用煉瓦の侵蝕について(第2報補遺・鋼津によるシヤモツト煉瓦の侵蝕) 前川静彌, 中川義隆,曾 我政雄 3
  造塊用煉瓦の侵蝕に就いて(第3報・熔鋼によるシヤモツト煉瓦の侵蝕に及ぼす空気並に侵蝕時間の影響) 前川静彌, 中川義隆,曾 我政雄 5
  蝋石一シヤモツト質低気孔率取鍋煉瓦 前川静彌, 小林 均 9
  鍋 試 験 成里春三 12
  蝋石質取鍋煉瓦の粒度調整試作品使用結果 守川喜久雄,小谷良男 19
  取鍋煉瓦使用成績について 渡辺省三 22
  品川標準型取鍋煉瓦の採用試験に就いて 杉沢英男, 毛利定男 26
  低気孔率取鍋煉瓦に就いて 足利章一 30
  取鍋煉瓦の一例 美崎敬之 32
  ろう石質,シヤモツト質及び高アルミナ質取鍋煉瓦の試験 太田善造,二見博 33
  ドライプレス製鋳鍋煉瓦に関する研究 池田邦相,鈴木武 37
  平炉軟鋼を鋳造する場合の種々の品種のシヤモツト煉瓦の操業成績に就いて 毛利定男,藤井豊男 39
  取鍋煉瓦の品質管理 毛利定男,藤井豊男 42
  塩基性平炉鋼の鋳込作業に使用された取鍋煉瓦に就いての観察(抜萃) 毛利定男,藤井豊男 43
  平炉取鍋内張として使用した低気孔率シヤモツト煉瓦並にろう石煉瓦に就いての観察 毛利定男,林武志 47
  高珪酸質ノズル煉瓦の試作研究 太田善造,二見博 50
  独Stoecker & Kunz社製ノズル,ストツパー煉瓦の品質とその使用結果 錦織清治 52
  平炉用取鍋に於けるノズルの侵食機構 丹羽庄平 57
  英国標準スリーブ,ストツパー,ノズルの形状寸法に就いて 丹羽庄平 63
  我が国に於けるノズル,ストツパー,スリーブ煉瓦の形状寸法調査 丹羽庄平 66
  湯道煉瓦の材質に就いて(第1報) 河内通 73
  スリーブに就いて 大貫富蔵 76
  耐火煉瓦使用の覚書 造塊用煉瓦について 前川静彌 77
  第4回造塊用取鍋煉瓦実績調査一覧表に就いて 毛利定男 87
会報      

1954/6月 第21集 平炉耐火物特集号

帰朝報告 欧米の耐火煉瓦工業視察報告 中原文夫 386
専門委員会報告   クロマグ煉瓦に就いて 白川清 391
ドロマイト煉瓦の平炉鉱滓による侵蝕試験 長崎勧,西川泰男  
平炉天井用クロマグ煉瓦使用試験(第1,2,3報) 栗山俊治,本城武 393
塩基性煉瓦の試用試験結果に就いて  日本鋼管川崎製鉄所 396
不焼クロマグ煉瓦に就いて 河内通 401
クロマグ煉瓦のマグネシアクリンカー配合率の及す影響 和田透 404
海水マグネシア使用のマグクロ煉瓦の平炉ガスポートの使用 太田善造,田中真平,種村文数 405
Zebraroofに就いて(第1報) 武田喜三 408
Zebra roofに就いて(第2報) 武田喜三 410
スーパーデューテイ珪石煉瓦の製造に就いて 稲村泰 412
三河珪石の利用 田中真平 414
低気孔率天井煉瓦試験に就いて  八幡製鉄所製鋼部 415
平炉蓄熱室ダストの各種耐火物に及す影響 竹内清和 419
LY質ギツター煉瓦使用に就いて 杉沢英男 421
塩基性重油専焼炉における耐火煉瓦の使用状況に就いて(第1報) 住友金属工業 鋼管製造所  
塩基性重油専焼炉に於ける耐火煉瓦の使用状況について(第2報) 守川喜久雄 423
150瓲平炉蓄熱室用ギツター煉瓦の研究材質,形状寸法について 森川孝三,和田透 426
シヤモツト質ギツター煉瓦の使用研究 太田善造,二見博  
シヤモツト質ギツター煉瓦(第1報)  八幡製鉄所製鋼部 427
シヤモツト質ギツター煉瓦(第2報) 武田喜三 428
珪石及びDCM煉瓦前壁の熔損状況 大阪製鋼 西島工場 430
DCM迫受煉瓦の試験報告 大阪製鋼 西島工場 432
平炉3号改造後に於けるDCM煉瓦及びZebraroof使用成績に就いて 山口正,二宮久人 433
第6回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   436
第1回機関車用耐火煉瓦専門委員会議事録   436
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-コークス炉用煉瓦に就いて  須賀音吉 437
会報     440
索引 耐火物工業 第5巻 (自17集至21集).総目次   443
 

1954/3月 第20集

論説 日木工業標準化事業に就いて 若林滋 343
帰朝報告 欧米耐火煉瓦業界視察記 池ノ上典 345
専門委員会報告 第5回造塊用煉瓦専門委員会経過報告   352
平炉天井用塩基性煉瓦に就いて(第3報)  日本鋼管川崎製鉄所 354
珪石煉瓦に就いて  日本鋼管 鶴見製鉄所 354
酸素製鋼の平炉用耐火煉瓦に及す影響に就いて 山口正,二宮久人 356
振動篩に就いて 柳原道行 358
耐火煉瓦の重油燃焼について 福井哲 360
予熱利用乾燥炉  播磨耐火煉瓦株式会社 362
Eirich Mixerの性能について 安田啓 362
DCM耐火煉瓦の使用成績について 山口正,二宮久人 363
報文 ドロマイト煉瓦について 清浦雷作,佐多敏之 366
資料 クロム鉱石中FeOの直接定量法 須賀音吉,松井助松 372
  岩手窯業鉱山の硬質粘土に就いて 村岡誠 375
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-電気炉用耐火物(其の1) 錦織清治,丹羽庄平 377
会報      

1953/12月 第19集

論説 並形耐火煉瓦の寸法に就いての御願い 黒田泰造 297
専門委員会報告 米国製ドライプレスに就いて 富士製鉄室蘭製鉄所 窯業課 297
Rotary dryerとその集塵装置に就いて 水野茂樹 300
トンネル乾燥炉について 福井哲 306
トンネルドライヤーに対する耐火煉瓦燒成炉排熱利用の検討 稲村泰 309
大型フリクシヨンプレスの押上装置及ライナーに就いて 多田高治 314
粗粒の採り方  日新耐火工業 技術課 317
改造目皿フレツトの性能について 日本鋼管川崎製鉄所 炉材課 319
田所式通気率測定方法について 河内通 320
並形シヤモツト煉瓦に関する2・3の比較試験 宮川愛太郎 322
資料 二・三の輸入耐火原料の鉱物組成(其の1,其の2) 岩生周一 325
愛媛県赤石鉱山のヅン岩及びクローム鉄鉱床 山田正春 328
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-断熱材に就いて   333
会報      341

1953/9月 第18集

専門委員会報告       設備改善専門委員会経過報告 小森義重 255
集塵装置に就いて 成松春来 256
粉砕機の粉砕能力に就いて 福井哲,小島政市 261
フレツトに於ける二,三の実験 池田邦相,和田透 265
現有設備による粒度分布の一例 村上次郎 266
塔式粉砕機に就いて 奥沢彦平 269
改造ボイドプレスに就いて 中原文夫 269
報文 各社製クロマグ煉瓦に就いて 須賀音吉,滑石直幸 273
資料    岩手窯業鉱山の硬質粘土 上田鈴夫 277
広島県勝光山地域の葉ろう石鉱床概要 上野三義 279
JIS標準フルイ   285
粉末耐火物に就いて 中原文夫 287
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-セメント回転窯用の耐火物に就いて 吉井豊藤丸 289
会報     291
統計 昭和28年度第一,四半期全国耐火煉瓦生産実績(聴)   296

1953/5月 第17集 造塊煉瓦特集号(2)

講演 真空パグミルとオーガー 沢井郁太郎 197
専門委員会報告 米国製ノズル,ストッパー物理試験結果に就いて 中原文夫 203
造塊用煉瓦の侵食に就いて(第2報) 前川静彌,中川義隆 204
取鍋用耐火物に就いて 寺田二郎 207
平炉取鍋煉瓦の張分け試験 守川喜久雄,小谷良男 208
湯道煉瓦の材質が鋼塊の煉瓦疵発生に及ぼす影響に就いて 白川竜水 217
粒度調整による取鍋煉瓦の試作 山田良一 222
低気孔性ろう石質取鍋煉瓦の粒度調整に就いて 上木正二,竹内清和 222
ろう石原料の粉砕粒度に就いて 青木熊雄 224
鍋煉瓦の形状統一の一方法 毛利定男 228
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-造塊用湯道煉瓦に就いて 長崎 勧 235
文献紹介 取鍋内張の重要性(A.I.M.E.1951) 毛利定男 240
Pit Practice(A.I.M.E.1951) 毛利定男 243
造塊作業用煉瓦型状の規格統一(Versohleissmaterial und Giessmaterial) 毛利定男 244
ノズル設置の断面図 毛利定男 249
取鍋及び取鍋に設置されたストツパー・ノズル・スリープの略図 毛利定男 250

1953/3月 第16集 造塊煉瓦特集号(1)

講演 炭素耐火物(黒鉛-粘土系耐火物) 山内俊吉,鈴木弘茂 155
専門委員会報告 第1回第2回及び第三回造塊用取鍋煉瓦調査一覧表の考察 毛利定男 164
第1回第2回及び第三回造塊用スリーブ煉瓦調査一覧表の考察 毛利定男 171
造塊用煉瓦の侵食に就いて(第1報 溶鋼鋼によるシヤモツト煉瓦の侵蝕) 前川静彌,中川義隆 174
米国製及び国内製取鍋用煉瓦の比較試験結果 前川静彌,館野万吉,上田芳夫,中川義隆 179
長崎県五島産ろう石を原料とした取鍋内張煉瓦に就いて 丹羽庄平 183
造塊用取鍋煉瓦及びスリーブ煉瓦結果一覧  
昭和27年度品種別耐火煉瓦生産量,昭和26,27年度部門別耐火煉瓦需要量  194
会報      

1952/12月 第15集 塩基性耐火物特集号

報文 海水マグネシアを利用した塩基性及び中性耐火煉瓦の製造 河内通,須賀音吉 79
DCM耐火物に就いて 池ノ上典 96
無珪酸ドロマイトクリンカー及びドロマイト煉瓦の研究 高木正男,天藤森雄 98
水酸化マグネシアを使用するクロム・マグネシア質耐火物の研究 太田善造,種村文数 104
熔成燐肥製造炉用CaO-MgO-SiO2系耐火煉瓦の製作 福井哲,土屋弘,佐野川建 116
クローム煉瓦及びクロームマグネシア煉瓦 長谷文造 120
海水マグネシアの耐火煉瓦えの利用 多田高治,河村淳一,大泉洋 124
RITEX煉瓦に就いて 毛利定男 145
専門委員会報告 造塊用煉瓦専門委員会新運営方針に就いてのお願ひ 毛利定男 149
造塊用煉瓦専門委員会経過報告    
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-
我国に於ける海水マグネシア製造の現況と利用の問題
 須賀音吉 150
会報      

1952/10月 第14集 平炉用耐火物特集号

  平炉用耐火物特集号    
講演 酸素製鋼の煉瓦に及ぼす影響に就いて 杉浦英男,松浦実 37
専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 44
三河珪石に関する研究 山内俊吉,鈴木弘茂 46
低気孔率珪石煉瓦の研究概要 稲村泰 58
平炉天井煉瓦の研究(粒度調整による熔融及び侵食)第2報 奥沢彦平 59
赤白以外の珪石を使用した平炉天井用珪石煉瓦に就て 池ノ上典 63
クロム・マグネシヤ(マグネシア)煉瓦の研究 毛利定男 65
クロム・マグネシヤ(マグネシア)質平炉天井煉瓦試験 若林明 66
平炉天井及瓦斯噴出口用高アルミナ質煉瓦の研究 水野茂樹 67
資料 岡山県三石台山附近の葉ろう石鉱床 上野三義 69
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-パルプ製造工業用煉瓦に就いて   73
会報     78

1952/8月 第13集

講演 セメソト回転炉用耐火煉瓦について 梅田正典 1
  セメソトキルン用耐火レンガについて 後藤菊二 5
報文 最近の三石産ろう石質粘土について 青木熊雄,三宅辰男 10
資料 全塩基性平炉に関する丈献(続き)   13
朝鮮慶尚南道東来郡鉄馬面産ろう石の鉱物組成 岩生周一 19
長崎県五島ろう石及びダイアスポアの観察について 岩生周一,浜知忠男,山田正春 19
吉岡粘土調査概報 村岡誠,岡野武男 24
専門委員会報告 第1回設備改善専門委員会経過報告 小森義重 9
第8回平炉用耐火物専門委員会経過報告 高良義郎 33
平炉用耐火煉瓦専門委員会改組と新構想 高良義郎 35
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-製鉄用転炉炉材について   26
耐火煉瓦使用の覚書-各論-粗粒子珪石煉瓦について   29
会報     36

1952/7月 第12集

  顧問 故河合幸三氏を偲びて 若林滋 1
  耐火煉瓦の形状に就いて 黒田泰造 1
講演 我が国のろう石鉱床(附 クローム鉱床及び炉材鉱床に就いての2,3の事実) 岩生周一 4
鳥取県日野郡多里村のクローム鉱々床 山田正春,種村光郎,竹田栄蔵,岩生周一 9
報文 輸入塩基性耐火煉瓦の使用実績 吉田英雄 14
全塩基性平炉に関する文献(翻訳)  毛利定男、青木 豊 20
資料 珪石平炉に比較したクローム・マグネサイト平炉の経済性と冶金学的利点  21
資料 欧州及び米国の全塩基性平炉  26
資料 溶接された鋲とクローム鉱スタンプ材とを用いた新式の平炉ドア  32
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-ケースドブリツクに就いて 山口丈夫 33
会報     40
  耐火物工業 第3巻(自第9集至第12集)総目次   47

1952/2月 第10集,第11集合併号 造塊煉瓦特集号

専門委員会報告            長野県角間ろう石を使用した取鍋煉瓦について 高橋俊雄,丹羽庄平,萩原淳治 1
炭素質耐火煉瓦の研究 丹羽庄平,萩原淳治,二見博 9
第1回及び第2回 造塊用取鍋煉瓦結果一覧表に就いての考察 毛利定男 18
定盤の位置に於ける煉瓦疵の発生状況及び煉瓦疵鋼塊の成品に及ぼす影響に就いて 白川竜水 22
コールタール煮せる取鍋用ノズルの実用結果報告 前川靜彌,館野万吉,上田芳夫 32
造塊作業に於ける耐火物の損食に就いて 前川靜彌 34
低気孔率鍋煉瓦について 毛利定男 40
鍋煉瓦の形状についての検討 山口正,上田靜雄 45
低気孔性ろう石質取鍋煉瓦用原料の選択について 上木正二,竹内清和 48
第3回造塊用専門委員会経過報告   73
造塊用取鍋煉瓦及スリーブ煉瓦結果一覧表(第2回)   折込
報文 米国製高炉用煉瓦の品質に就いて 河内通,須賀音吉 50
講座 耐火煉瓦使用の覚書-各論-非鉄金属編:銅製錬用耐火物に就いて  毛利定男 60
資料 JIS耐火レンガのオートクレーブ試験方法   67
JIS耐火レンガの化学分析方法   67
  昭和26年度品種別,地区別生産実績    
会報      
 

1951/9月 第9集

報文 長野県角間ろう石を使用した取鍋煉瓦について(第1報) 1頁 丹羽庄平,萩原淳治
造塊用取鍋煉瓦の持続回数調査 7頁 中原文夫,池田達雄
低気孔率取鍋煉瓦について 10頁 毛利定男
耐火煉瓦の通気率に関する2,3の実験 17頁 池ノ上典,古海宏一
筑豊粘土及びボタについて(2) 21頁 村岡誠,種村光郎
專門委員會報告 造塊用取鍋煉瓦及スリーブ煉瓦結果一覽表 30頁  
  耐火物の比熱について 30頁 福井哲
文献紹介 取鍋用煉瓦としての黒鉛粘土質耐火物 30頁 外島健吉
資料 耐火煉瓦製造業者名簿 31頁  
   昭和26年第1・4半期地区別耐火煉亙生産実績  31頁  
   昭和25年第4・4半期地区別耐火煉瓦生産実績  31頁  
 会報    31頁  

1951/8月 第8集 百年祭記念号

  百年祭記念号発刊について 若林滋 1
  各顧間の経歴及び功績,各顧間の感想談各顧問の感想談   1
報文 百年前の耐火煉瓦 高良義郎 20
佐賀藩に於ける反射炉と其の炉材に就て 小畠辰三 24
薩摩藩の反射炉と其の耐火煉瓦に就て 池ノ上典 25
水戸藩の反射炉とその耐火煉瓦に就て 池ノ上典 25
韮山反射炉とその耐火煉瓦に就て 稻村泰 26
帰朝報告 米国の塩基性煉瓦の近況 毛利定男 29
專門委員會報告

平炉用耐火物専門委員会実績報告

32  32
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の4続)(其の5)   32
資料 発進舎製耐火煉瓦試験報告   34
会報     35
索引 耐火物工業 第2巻(自第4集至第8集) 総目次    

1951/5月 第7集

在米通信(其の1)(其の2) 毛利定男 1
報文 耐火煉瓦配合の理論とその適用(其の1) 若林明 1
岩手粘土の諸性質に及ぼす置換塩基の影響(2) 素木洋一 5
筑豊粘土及ボタに就て(1) 村岡誠,種村光郎 11
専門委員會報告 規格専門委員会報告 遠藤敏夫 18
第2回造塊用煉瓦専門委員会經過報告   30
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の4)   26
統計 昭和25年月別,品種別耐火煉瓦生産実績   31
会報     32

1950/12月 第6集

 

  在米通信 高良義郎 1
  最近10年間の耐火物に於ける最大の進歩 高良義郎 1
  米国の耐火物の生産高と概況 高良義郎 2
  Sea Water Magnesiaについて 高良義郎 4
報文 岩手粘土の諸性質に及ぼす置換塩基の影響(1)湿式粉碎による生成性の変化について 素木洋一 5
耐火煉瓦の焼成条件と熱経済の研究 第4報 珪石煉瓦の合理的燒成條件と現場での実施成果 瀨川清 12
低気孔率珪石煉瓦 第2報 稻村泰 15
ろう石質耐火物に就て 青武雄 20
耐火物の気孔率,吸水率,及び比重の相互關係に就て 松本照男 26
会報      

1950/8月 第5集

専門委員会報告 規格専門委員会報告 1頁 遠藤敏夫
ボタ研究会報告 5頁 中原文夫
報告 (Ⅰ)シヤモツト-三石ろう石系の研究 5頁 藤井豊男
(Ⅱ)筑豊炭田産ボタシヤモツトの2,3の物理的性質について 7頁 高鹽哲夫
(Ⅲ)ボタシヤモツトの焼成方法の煉瓦に及ぼす影響について 8頁  
(Ⅳ)ボタの燒成に関する2,3の実験 11頁 高良義郎,成瀨庸一
(Ⅴ)ボタシヤモツトを主体とせる試作煉瓦の物理的性質 15頁  
(Ⅵ)融剤添加によるボタシヤモツトの焼締り状況 16頁  
報文 耐火煉瓦の焼成条件と熱経済の研究 第3報,珪石煉瓦の燒成破損防止 17頁 瀨川清
倒焔窯に於ける燃焼状態の観察 21頁 上田静雄,勝原正久
回転窯用耐火煉瓦の條件と最近の傾向について 24頁 長野蘭藏
耐火煉瓦工場に於ける労働調査 28頁 古川實
講座 耐火煉瓦使用の覚書(其の3) 34頁  
会報      
統計 昭和25年度第一・四半期耐火煉瓦生産実績    
       

1950/4月 第4集 平炉用耐火物特集号

論説 特集号発刊に付き 1 若林滋
平炉用珪石煉瓦に關する1,2の想出 1 藤田新三郎
専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会昭和24年度経過報告(文部省科学試験研究経過報告) 2 高良義郎
報文 平炉用天井煉瓦試験 5 中原文夫
平炉天井用珪石煉瓦の研究(第1報抜粋) 9 伊藤孝次
低気孔率珪石煉瓦 15 稻村泰
赤白珪石以外の珪石を使用した平炉天井用珪石煉瓦について 19 池ノ上典
赤羽珪石を主体とせる天井煉瓦の試驗(1) 21 太田善造
平炉用ギツターブリツクの製造研究 22 長崎勸
シヤモツト質ギツター煉瓦第1回実用試驗 24 毛利定男
平炉用高ばん土質耐火煉瓦の研究 26 水野茂樹
クロームマグネシア煉瓦 27 長谷文造
クローム・マグネシア煉瓦第1回実用試驗 29 毛利定男
平炉用耐火物研究報告 30 若林明
ドロマイト耐火物の研究 33 古川實
珪石モルタルの研究(その1) 34 坂本三知男
講座 耐火煉瓦使用の覚書(その2) 36  
  業界報 37  
統計 耐火煉瓦生産実績(耐火煉瓦協会調) 38  
総目次 耐火物工業 .第1巻(自第1集至第4集)総目次    

1950/2月 第3集

専門委員会報告 平炉用耐火物専門委員会第4回委員会経過報告 高良義郎 1
岩手粘土專門委員会経過報告(2) 君林明 3
規格専門委員会経過報告(1) 遠藤敏夫 9
第3回熱管理専門委員会結果報告 福井哲 9
造塊用煉瓦専門委員会設立準備打合報告 毛利定男 23
ボタ研究会報告 (Ⅰ)筑豊ボタシヤモツトの粒度及び耐火度について 山本次郎 13
(Ⅱ)二,三の筑豊産炭質粘土について 石井鈔 14
(Ⅲ)筑豊産ボタシャモツトを主体とする煉瓦の試作 高鹽哲夫 15
(Ⅳ)ボタシャモツトに封する結合粘土比較試験 中原文夫,池田達夫 17
(Ⅴ)ろう石に少量のボタを加えて製作せる煉瓦の研究 林幸夫 20
報文 蛇紋岩を主体とする塩基性煉瓦の製造 中原文夫 23
岩手粘土の粉末度とその焼成効果について 水野茂樹 28
耐火煉瓦工場に於ける熱管理計器の使用体験 碪常和 31
講座 耐火煉瓦使用の覚書   35
会報     39
投稿要領     41
編集後記  愈々第3集が出ることになつたが、豫定より大分遅れたことを御詑びしなければならない。本誌を手に取つて既に御氣付きになつたと思うが,記事の収容能力を高めるため今回から6號活字を探用した。少々読みにくいかも知れないが,これも會の活動が活溌で報告,報文等が山積して來た爲めである。それでも編集委員會で決定した32頁建をはるかに突破してしまつた次第で,担当者は嬉しい悲鳴をあげている。本會としては別に大した宣傳も行つていないが會員数も途次檜加の一途を辿つている。この貼から見れぱ我々の仕事の方向も是認されているものと考えているが自画自賛にならない様努力したいと思つている。,本誌について御意見があれぱどんどんお聞かせ願い,少しでも向上を計りたいと考えている。次號ば早めに着手し,逞くも4月上旬には発行したいと思つている。(遠藤記)  

1949/9月 第2集

專門委員會報告 岩手粘土専門委員会報告 若林明 1
硫化鉱焙焼炉煉瓦專門委員會 遠藤敏夫 9
ボイラー煉瓦積專門委員會報告 遠藤敏夫 16
熱管理專門委員會報告 福井哲 22
報文 湿式粉碎煉瓦試作試驗 中原文夫 24
岩手粘土焼締温度について 丹羽庄平 26
低溶融物添加に依る低温焼成に就て(其の2) 青木熊雄 31
粘土スリップを使用する耐火煉瓦製造方法の報告 毛利定男 36
岩手粘土調査概報 村岡誠 36
資料 各種断熱レンガ規格表 齋藤俊太郎 38
支部報告 扶桑金属和歌山製作所見学記   41
会報  投稿要領   39
編集後記 9月発行の豫定が少々遅れたことをお詫びしなければならない,何しろ耐火煉瓦技術委員會當時の報告が山積しており,それ等は何れもプリントなので,一部は原稿用紙に書き直さなければならす.叉詳細を極めた数表が多いので組版にも手間取った次第であるがやつと規定の原稿用紙も出來,既に地方支部宛発送してあるのでそれを御利用願へば編集の能率も向上できることになる。又内容についても委員會當時のものが柑當あ多ので,燃料不足打開に関するものもあるが,何れも當時の眞剣な努力の記録であり,現在に於ても,原価の引下げ,燃料の合理的使用等の貼から考へても参考になるものばかりである。
 今後は 乏しい紙数に豊富な内容を盛る意味から数表は出来るだけ圖表に纒める方が合理的なので,投稿者各位も出來るだけこの方針に沿って頂ければ幸である。何分にも片手聞の編集者は御期待に滑うようなものが出來にくい。やはり編集委員會を設けて衆智をあつめ仕事を分担した方が早く立派な雑誌に育て上げる近道ではないかと思われる。今後どのように進む可きかについて編集關係者の道標を確立する意味で御意見があれば,どんどん本部迄申入れ願い度い。
 さて煉瓦界も9原則の實施以來御多聞に漏れず,極くお淋しき影が濃く春の見透しでは,秋と共に業界の好転のきざしを期待したが未だに光が見えない,然しこの苦境は業界の竹馬状即ち製造能力の水膨れ,群小便乗業者,模倣技術の行きづまり等を自然の形に落ち付かせ,量より質,そして質と信用はやはり技術面の充實が強く影響して來たので喜ばしいo 外國げ文献や叉好便による現物を最近見る起つけ米國の一つの例を見でも戦前のものと隔世的しこ進歩したことを想い吾々技術者の眞剣な勉強が必要となった。特に工業標準化法の制定があウ國内外の需要にこの法律を適用される日も近いが,ごの標準以上のものを作り出ず努力は もう今日必要となつた。色々な意味で技術會の專門委員會も今後一層火の出る様なデイスカツシヨンが行われ,それが雑誌面をにぎわすことを期待する。1集とこの2集も殆んど東京遠藤敏夫委員の御骨折りで出来上ったことを會員に御伝えして深く感謝の意を表します。(若林。滋) 
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1949/6月 発刊号

  發刊に寄す 毛利定男 1
  「耐火物工業」の發刊に當りて 高野新治郎 1
  耐火煉瓦工業管見 河合幸三 2
  シャモット質耐火煉瓦原料對策 浮洲武彦 3
  私は耐火煉瓦である 黒田泰造 4
  耐火煉瓦中小企業者へ 藤田新三郎 5
  耐火煉瓦事業の當面する問題 高津雄二 6
  「耐火物工業.」の發刊を祝して 山内俊吉 8
  國内耐火物原料の開發利用を望む 永井彰一郎 9
專門委員會報告 規格専門委員会 遠藤敏夫 10
岩手粘土専門委員会 若林明 11
平炉用耐火物専門委員会經過報告 高良義郎 12
熱管理専門委員会第一回經過報告 福井哲 14
資料 三石産低品位ろう石に就ての試驗報告 眞保義郎 16
三石粘土に就いて 古川實 17
最近に於ける三石産ろう石の耐火度調査の結果 三宅辰男 19
三石ろう石に就いて 毛利定男 19
報文 岩手粘土に對する長石添加の影響 日本鋼管川崎製鐵所櫨材課  21
耐火煉瓦素地に含アルカリボンド添加の研究(第2報)糸魚川白土添加の影響 若林明,平野英昭,田島福司 23
耐火煉瓦素地に含アルカリボンド添加の研究(第3報)糸魚川白土、下田白土、美合真珠岩添加の影響 若林明,平野英昭,田島福司 25
アルカリ原料添加による低温燒成試驗(1) 毛利定男 27
ボンドの微粉化法に就いて 長崎勸 29
低溶融物添加に依る低温焼成に就いて(其ノ一) 青木熊雄 30
地區報告 東部地區 遠藤敏夫 33
中國地區 毛利定男 33
東海地區 水野茂樹 33
近畿地區 長谷文造 34
九洲地區 高良義郎 35
耐火煉瓦技術会議事録   36
編集後記  何分餘りに專門的雑誌のためと,構成を一任されたので,素人がやつてみようと編集を引受けてみたものの,さて統一された原稿紙もなく,このものの全部の書直しと印刷屋も一つ一つ探づねて交渉すると,部敷が少いので餘り良き仕事ではなさそうで喜びの顔も見得ない。貴い原稿ではあるが餘り創刊號に紙數をよくばって,手を上げてしまった。次號よりは試験研究と資料を満載して技術雑誌の面目を取返し度いし,編集責任者にも若手にお願いし度い。不満は素人として見逃し願い度い。若林 滋)  38