1966/11 106集 18巻

報文 ジルコンの分解に及ぼす耐火粘土と鋼中のアルミニウムの影響 滑石直幸,吉野一,堀川驍 512
資料  鋼の連続鋳造技術の発展 太田隆美 519
  耐火レンガ製造の品質・工程管理における疲労要因について 明石信爾 527
学振124委員会 ①クロム・マグネシア系耐火物における低融物の移動とその抑制について 林武志 538
②溶融マグネシアと焼結マグネシアの比較 宮武和海,古海宏一,鹿野弘 548
随想 東南アジア紀行 福井哲 553
統計 資料昭和41年1~6月品別,国別,耐火物輸出入表( 耐火煉瓦協会 559
  耐火物9月分の生産実績, 耐火物11月分の生産計画粗鋼生産高追報(41年9月分) 560
文献   561
特許、実用新案耐火物に関係ある米国特許番号紹介 568
編集後記 *“耐火物”という雑誌は内容が堅すぎて肩のこることはなはだしい……。」というのは毎月開催する編集委員会で委員の方が発言する言葉。真にごもっともなことで,この堅い内容をアレンジする編集子も この仕事に従事してからガックリと体力が落ちて来たようです。そこで本号は,毎号掲載の××委員会資料をほとんど割愛し,凝り固まった肩をときほぐす意味からも,内容をぐっと軟かくする記事を挿入すると同時に別の面から耐火物の在り方について検討してみました。
*最近とみに脚光を浴び初めました“連続鋳造”について当協会誌のためにわざわざご多忙中の所貴重な時間を割いてご執筆いただきました八幡製鉄(株)光製鉄所太田部長の“鋼の連続鋳造技術の発展”は皆様のご期待に沿った力作と信じます。ご精読下さい。
*三石耐火煉瓦(株)の明石博士が耐火レンガ製造時の品質特性におよぼす疲労要因の解析として“耐火レンガ製造の品質・工程管理における疲労要因について”と題する資料をご提供下さいました。工場の品質管理に,また労務管理にきわめて貴重なデータと信じます。
*関東ミネラル(株)福井哲社長の“東南アジア視察記”は従来の紀行記事と趣きを変えまして,文字通り肩のこりをときほぐす妙薬としてご愛読下さい。                  (Y.H.生) 
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報告・資料・抄録等投稿文の書き方 570