対応英語 用語 読み方 意    味 対応英語
abnormal expansion 異常膨脹 いじょうぼうちょう 相変化などに伴う熱膨張係数の急激な変化。 abnormal expansion
abnormal setting 異常凝結 いじょうぎょうけつ セメントの凝結開始が1時間以内あるいは10時間以上になるような急結,緩結などの異常な凝結。主として偽凝結,瞬結のことを意味する abnormal setting
abrasion アブレージョン あぶれーじょん 機械的摩擦によって、固体表面にひっかききずや粒子脱落などの摩擦損傷が生じる現象。 abrasion
abrasion 摩耗 まもう 炉内の装入物や高速で流動する固体粒子の衝突,溶銑や溶鋼の流動などの機械的外力の作用による重量減少を伴う耐火物の損傷。 abrasion
abrasive blasting けれん けれん たがね、ハンマー等で粗削りを行って必要な形にしたり、不用(有害)部分を無くす事。 cutting / abrasive blasting
accelerator 促進剤 そくしんざい セメントペーストやセメントを含む耐火物の硬化を促進させる添加剤。 accelerator
accessory constituent 副成分 ふくせいぶん 主成分以外の比較的少量存在する成分。 accessory constituent
acid clay 酸性白土 さんせいはくど モンモリロナイトを主成分とするベントナイトが地表付近で風化を受けて,交換性陽イオンがH+に変化したもので,白色粘土の一種。 acid clay
acid refractories 酸性耐火物 さんせいたいかぶつ 耐火物を化学的に分類した場合に,RO2で示される酸化物を主体とする耐火物。一般にSiO2に富むものを酸性耐火物という。 acid refractories
acid-resistant castable refractories 耐酸キャスタブル耐火物 たいさんきゃすたぶるたいかぶつ けい酸塩その他耐酸性のボンドを用いたキャスタブルの1種で、耐酸性を有し、煙突などの内張りなどに用いられる。 acid-resistant castable refractories
activated magnesia 軽焼マグネシア けいしょうまぐねしあ 通常、1400℃以下の温度で焼成する活性の高いマグネシア。 soft-burned magnesia/ light-burned magnesia/ activated magnesia
adjustable angle 自由がね じゆうがね さしがね(かね尺)の直角部の角度を自由に変えることができるようにつくったもの。 adjustable angle
admixture 混和剤 こんわざい モルタル,キャスタブル,コンクリートの練り混ぜ時の性能や作業性の向上に用いるもので,セメント,水,骨材以外の材料である混和材料のうち,薬品的に少量混和するもの。混和材ともいう。AE剤,減水剤,遅延剤,促進剤,防水剤などがある。 admixture
ag(e)ing 養生 ようじょう 耐火モルタルやキャスタブル耐火物などの水硬性又は気硬性施工体を硬化させるため、一定時間温度や湿度などの周囲条件を調整する工程のこと。 curing,/ag(e)ing
aggregated particle 二次粒子 にじりゅうし 一次粒子が結合し、見掛上さらに大きな粒子となったもの。 aggregated particle
aging エージング えーじんぐ 材料特性が経時変化する現象。ねかし,熟成などの望ましい変化と劣化,老化などの望ましくない変化がある。 aging
air meter エアーメーター えあーめーたー モルタルまたはコンクリートに含まれる空気量を測定する装置。JISでは空気室圧力法(A1128),容積法(A1118),重量法(A1116)がある。 air meter
air separation 空気分離 くうきぶんり 空気又は他のガスの流れによって、粒子を分別する方法。 air separation
air-entraining admixture 空気連行剤 くうきれんこうざい コンクリート中に微細な気泡を多量に均一に分散させる界面活性剤。AE剤ともいう。 air-entraining admixture
air-entraining agent AE剤 えーいーざい コンクリートに独立した空気泡を一様に分布させ,作業性や耐凍害性を向上させるための混和剤 air-entraining agent
air-separator エアーセパレーター えあーせぱれーたー 風力分級機。ミル粉砕物を回転円盤で遠心力により,周囲に分散させ,微粉部分を気流に乗せて粗粉と分級する。 air-separator
air-setting refractory mortar エアーセットモルタル えあーせっともるたる 気硬性耐火モルタル。 air-setting refractory mortar
air-setting refractory mortar 気硬性耐火モルタル きこうせいたいかもるたる 化学結合剤を添加したモルタル。室温で硬化し強度を発現する。 air-setting refractory mortar
albite 曹長石 そうちょうせき 斜長石固溶体およびアルカリ長石固溶体の端成分鉱物ソーダ長石、アルバイトともいう。NaAlSi3O8が95%mol%以上含まれるもの。 albite
allophane アロフェン あろふぇん 非晶質粘土で、けい酸・アルミナの水和ゲルを含む、組成不定の含水けい酸アルミニウムの名称。 allophane
alumina アルミナ あるみな 酸化アルミニウム(Al2O3)の工業的呼称。多数の相が存在し、純粋でもっとも安定な形のものはα- でコランダムと呼ばれる。そのほか少量のアルカリ金属酸化物を含む六方晶のβ-、スピネル構造のγ- などがある。融点が高く強固な結晶が得られるので、研削材、セラミックス、耐火物など広く利用される。 alumina
alumina cement アルミナセメント あるみなせめんと 石灰石とボーキサイトなどのアルミナ原料を溶融または焼成して造るアルミナ成分に富むセメント。耐火性に優れていることから、不定形耐火物の結合剤として使用される。 alumina cement/ aluminous cement
alumina fiber アルミナ繊維 あるみなせんい アルミナを主成分とする繊維。Al2O3 80%以上のものをいう場合が多く、耐熱性が良く1600℃まで使用できるものがある。 alumina fiber
Alumina graphite AG質 えーじーしつ アルミナ・グラファイト質耐火物。 Alumina graphite
alumina refractories アルミナ質耐火物 あるみなしつたいかぶつ アルミナを主成分とする耐火物で、アルミナを90%以上含むものをいう。各種スラグに対する抵抗性が大きいことから、高炉、ガラス溶融窯などのスラグと接する部位に用いられることが多い。 alumina refractories
alumina-carbon refractories アルミナ・カーボン質耐火物 あるみな・かーぼんしつたいかぶつ アルミナおよび炭素を主原料とし、樹脂などのバインダーや金属粉を添加して製造した耐火物の総称。耐食性に優れているため、溶融金属に接する部位の耐火物として用いられる。 alumina-carbon refractories
alumina-graphite refractories アルミナ・グラファイト質耐火物 あるみな・ぐらふぁいとしつたいかぶつ アルミナ・カーボン質耐火物の炭素成分の主原料として、鱗状黒鉛などの黒鉛を使用したものの呼称。耐熱衝撃性に優れているため、鉄鋼の連続鋳造用耐火物などに用いられる。 alumina-graphite refractories
alumina-silica refractories アルミナ・シリカ質耐火物 あるみな・しりかしつたいかぶつ 主としてアルミナおよびシリカ両成分からなる耐火物の総称。この耐火物には半けい石質、ろう石質などの粘土質耐火物から高アルミナ質耐火物までのAl2O3・SiO2比の連続した一連の耐火物を含む。 alumina-silica refractories/ aluminosilicate refractories
alumina-silicon carbide-carbon refractories アルミナ・シリコンカーバイド・カーボン質耐火物 あるみな・しりこんかーばいど・かーぼんしつたいかぶつ アルミナ、炭化けい素および炭素を主原料とし、樹脂などのバインダーや金属粉を添加して製造した耐火物の総称。耐スラグ性に優れているため、スラグに接する部位(混銑車など)の耐火物として用いられる。 alumina-silicon carbide-carbon refractories
alumina-spinel refractories アルミナ・スピネル質耐火物 あるみな・すぴねるしつたいかぶつ アルミナとスピネルを主原料とした耐火物の総称。鉄鋼用取鍋、タンディッシュなどの溶鋼容器、あるいは高炉の溶銑樋用不定形耐火物として用いられる。 alumina-spinel refractories
aluminium titanate チタン酸アルミニウム ちたんさんあるみにうむ Al2TiO5で示される高耐熱低膨張性化合物。 aluminium titanate
aluminosilicate アルミノシリケート あるみのしりけーと けい酸塩の結晶構造中、けい酸四面体[SiO4]4-のけい素が、アルミニウムで置換された鉱物。アルミノけい酸塩ともいう。ムライト、長石、雲母などがその例。 aluminosilicate
aluminosilicate refractories アルミナ・シリカ質耐火物 あるみな・しりかしつたいかぶつ 主としてアルミナおよびシリカ両成分からなる耐火物の総称。この耐火物には半けい石質、ろう石質などの粘土質耐火物から高アルミナ質耐火物までのAl2O3・SiO2比の連続した一連の耐火物を含む。 alumina-silica refractories/ aluminosilicate refractories
aluminous cement アルミナセメント あるみなせめんと 石灰石とボーキサイトなどのアルミナ原料を溶融または焼成して造るアルミナ成分に富むセメント。耐火性に優れていることから、不定形耐火物の結合剤として使用される。 alumina cement/ aluminous cement
aluminum silicate アルミニウムシリケート あるみにうむしりけーと 組成中にアルミニウムを含むが、けい酸塩の結晶構造中、けい酸四面体[SiO4]4-のけい素が、アルミニウムで置換されていない鉱物。カオリナイト、パイロフェライトなどがその例。 aluminum silicate
alundum アランダム あらんだむ アメリカNorton社製のコランダム質研磨剤の商品名。一般化してコランダムの意味で使用されることもある。 alundum
American bond アメリカ積み あめりかづみ 長手積みを4〜7段積み、押さえに小口積み1段を入れる炉壁の積み方。普通積みともいう。施工は簡単であるが強度上好ましくない。 American bond
amorphous silica 非晶質シリカ ひしょうしつしりか 結晶化していない、けい酸。石英ガラス(シリカガラス)。 amorphous silica
Amsler type material testing machine アムスラー型材料試験機 あむすらーがたざいりょうしけんき 材料試験機においてその負荷部または計測部に、てこまたは振り子を用いた試験機。耐火物の圧縮強さ、曲げ強さなどを測定するのに使用する。 Amsler type material testing machine
anchor アンカー あんかー プラスチック、キャスタブルなどの不定形耐火物構造の炉壁や天井が倒れたり落ちないように支持する耐火物または金物。耐火物の場合はアンカーれんがまたはセラミックアンカーと称し、高アルミナ質や窒化けい素質のものがある。金具の場合はアンカーメタルと称して各種耐熱鋼製があり、形状としては、Y型、V型、L型などがある。 anchor
anchor brick 引っ張りれんが ひっぱりれんが 不定形耐火物を支持するれんが。 → アンカーれんが。 anchor brick
andalusite アンダルサイト(紅柱石) あんだるさいと Al2O3・SiO2が組成でシリマナイト、カイアナイトと同質異像。斜方晶系で赤みをおびることがあるため紅柱石ともいう。約1300℃でムライトに転移。高アルミナ質耐火物の原料として使用。 andalusite
andalusite 紅柱石/アンダルサイト こうちゅうせき/あんだるさいと 化学式がAl2O3・SiO2で斜方晶系で柱状に延びやすい性質がある。 andalusite
Andreasen's equation アンドレアゼンの式 あんどれあぜんのしき 粒子充填率を大きくするための粒度分布式。アンドレアゼンによって提唱された。 Andreasen's equation
angle of repose 安息角 あんそくかく 上部から粉流体を水平面上に自然落下させた場合に円錐状の堆積層ができる。この円錐体の傾斜面と水平面とのなす角度をいう。 angle of repose
anisotropy 異方性 いほうせい 物性値が方向によって変わること。結晶体では,結晶軸の方向に関して考える。結晶でなくても,圧延金属,引っ張ったゴムや繊維は異方性をもつ。 anisotropy
annealing アニーリング あにーりんぐ 材料のひずみの除去、均質化など性質を改善するためにおこなう加熱および徐冷処理のこと。焼きなまし、焼鈍ともいう。 annealing
annealing furnace 焼鈍炉 しょうどんろ 鋼材を調整された温度・雰囲気のもとで熱処理する炉。 annealing furnace
apparent initial softening temperature 軟化開始温度 なんかかいしおんど 荷重軟化試験で得られる曲線で、高さ変化が最高となる点の温度。 apparent initial softening temperature
apparent porosity 見掛気孔率 みかけきこうりつ 開口気孔容積の外形容積に対する百分率。耐火れんがについては測定方法がJIS R 2205に規定されている。 apparent porosity
apparent specific gravity 見掛比重 きかけひじゅう 材料の質量を、その見掛容積と同じ容積を持つ4℃の水の質量で割った値。耐火れんがについては測定方法がJIS R 2205に規定されている。 apparent specific gravity
apparent volume 見掛容積 みかけようせき 密閉気孔を含んだ材料の容積。 apparent volume
arch アーチ あーち せりともいう。窯炉の天井部をはじめ燃焼室、開口部、煙道などに採用されているアーチ(弓形)状に懸橋された築炉構造。一般にせり形とせり受け(抱き)の2種類の形状のれんがによって構成される。アーチの形状、寸法によってれんがの寸法は決められるが、できるだけJISまたはISOに指定された標準形の使用が望ましい。 arch
arch 迫(せ)り せり アーチともいう。窯炉のれんが積み構造における「せり持ち」のことで、壁や天井に開口部を設けるか、あるいは強度を持たせるための弓形状のいわゆるアーチ曲線に構築されるもので、、れんが単体で荷重を支えることのできないものはほとんどこの方法により施工されている。 arch
arch brick 横おち よこおち →横迫りれんが arch brick
arch brick 横迫(ぜ)りれんが よこぜりれんが 主としてアーチや円筒形炉壁の築炉に使用するくさび形れんがで、並形れんが(230×114×65mm)の小口(114×65mm)の両端片の寸法が異なる形のれんがをいう。横おちともいう。 arch brick
arch brick 迫(せ)り形れんが せりがたれんが 円形の構築に使用する異形れんがで、最大の2面が長さ方向に2面とも当分の角度で傾斜して狭まっている形状のれんが。 wedge brick / arch brick
arch rise むくり むくり →迫り上がり。 arch rise
Argon-Oxygen Decarburization AOD えーおーでぃー 二次精錬炉の一種でステンレス鋼に主として用いられる。酸素ガスとともに不活性ガスを大気圧下で鋼浴中に吹き込み,クロム酸化を抑制しながら脱炭を行う方法で、形態・機能は普通鋼の精錬における転炉に類似している。 Argon-Oxygen Decarburization
asbestos 石綿 せきめん 温石綿(chrysotile)あるいは角閃石系に属する鉱物で柔軟な繊維となるもの。断熱材料。 asbestos
Atlas shovel アトラスショベル あとらすしょべる 取鍋、高炉樋などの内張り耐火物の解体に使用する機材の一種。油圧にて自在に伸縮するアームの先端に削岩機を配し、キャタピラにて自走する機械。 Atlas shovel
atmosphere heat treating furnace 雰囲気熱処理炉 ふんいきねつしょりろ 特定の熱処理目的のために、それに適合した組成のガス雰囲気を加熱炉内に供給して行う熱処理炉。雰囲気は処理目的によって、還元雰囲気、酸性雰囲気、特殊ガス雰囲気等がある。 atmosphere heat treating furnace
auger オーガー おーがー 口形から柱状のものを押し出す機械。スクリュー羽根によって圧縮,推進される。 auger
auger 抜出機 ぬきだしき  →オ−ガ− auger
autoclave オートクレープ おーとくれーぶ 高温高圧釜。耐火物やコンクリートでは,高温高圧の水蒸気を用いる。 autoclave
autoclave test オートクレーブ試験 おーとくれーぶしけん オートクレーブ中の高温高圧の水蒸気雰囲気で耐火物を処理しその前後の変化を測定する試験方法で,カルシア,マグネシア等を含む耐火物の消化の程度の測定等に用いる[JIS R 2211] autoclave test
automatic particle size analyzer 自動粒度分析計 じどうりゅうどぶんせきけい 粉体の粒子径分布を自動的に測定する装置。測定原理によって,沈降法,光散乱法,細孔通過法などがある。 automatic particle size analyzer
AZA fused cast brick AZS系電鋳れんが えーじーえすけいでんちゅうれんが アルミナ−ジルコニア−シリカ質の電融鋳造れんが。耐アルカリ性にとみ,主にガラス溶解窯に使われる。 AZA fused cast brick
back lining バックライニング ばっくらいにんぐ 内張り耐火物の外側に別の耐火材を施工しいて内張り耐火材を保護すること。 →裏壁 back lining
back-up lining material 裏張り うらばり 内張りれんがの外側(裏面)に溶融物や高温ガスの浸透を防ぐため,または断熱のために張る(使用する)耐火もしくは耐火断熱材料。 back-up lining material
baddeleyite バッデライト ばっでらいと ジルコニアを主成分とする岩石。 baddeleyite
baffle せき 溶融金属中の不純物、介在物の除去の目的でタンディッシュ内に設けられた、流量制御用の堰。その方式により上堰、下堰などがある。 dam/ weir/ baffle
bag wall 楯(立て) たて 例えば倒煙式の窯炉において燃焼する炎が直接に被焼成物に触れないようにするための火囲い。火楯ともいう bag wall
baking ベーキング べーきんぐ タール、ピッチ、その他の有機バインダーを結合剤、又は含浸材として用いた成形体。例えば耐火物業界のタールドロマイトれんがや炭素業界のアーク炉用丸形電極、炭素室電解板などの熱処理、焼成の事をいう。ベーキング温度は300〜1000℃程度と異なるが、共通している点は熱処理の過程でバインダーの一部が気化し雰囲気中に放出されること、熱処理中の酸化を嫌うことである。 baking
ball clay ボールクレー ぼーるくれー 高い可塑性を有するカオリナイト系の二次粘土。耐火物や陶磁器等の原料。 ball clay
ball mill ボールミル ぼーるみる 微粉体を得るための代表的な粉砕機。 水平またはわずかに傾斜した円筒状・円錐状の容器に粉砕物と粉砕媒体として多数のセラミック製ボール、鋼球、円棒などを装入して回転させ、ボールの落下による衝撃粉砕力と転動による摩砕作用を利用した粉砕機で,乾式と湿式法がある。 ボールなどを粉砕媒体とする回転ミル全体を指すことも多い。粉砕後の粒度は100μm以下が一般的である。 ball mill
barrel 炉腹 ろふく 高炉のプロフィルの一部分の名称。高炉上部の下広がりになった炉胸と、上広がりの朝顔の間の垂直部分で、鉱石のガス還元が最も盛んなところである。バレルともいう。 barrel
basic refractories 塩基性耐火物 えんきせいたいかぶつ 一般式ROで示される耐火物,アルカリ土類酸化物のマグネシア,カルシアを主成分とする耐火物。 basic refractories
basicity 塩基度 えんきど 狭義にはスラグの塩基度を意味し,スラグ反応性を示す指標。鉄鋼業では,簡便なCaO/SiO2を使うことが多いが,CaO/(SiO2 +Al2O3), (CaO+MgO)/(SiO2 +Al2O3) を使うこともある。セメント用においては,Al2O3が活性なため(CaO+MgO+Al2O3)/SiO2を用いる(JIS A 6206)。 basicity
bat 粗角 そかく 微粉状原料を水または結合材で混練し、れんが状に成形後焼成したもので、再度粉砕をし、多くは粗、中粒の原料として使用する。 bat
batch バッチ ばっち 製造工程で一括して扱われる単位。 batch
batch furnace バッチ炉 ばっちろ 連続式でなく間欠式の炉。単独窯ともいう。 batch furnace
battery 炉団 ろだん 多くの炭化室、燃焼室から構成されるコークス炉の設備単位。 battery
battery wall 仕切壁 しきりかべ ガラス溶解窯の蓄熱室内の空間を部屋として仕切る壁。 partition wall /division wall /battery wall
bauxite ボーキサイト ぼーきさいと アルミナの水和物(diaspore、gibbsite、boehmite等)の一種以上を主成分とする二次堆積岩。粘土鉱物、水酸化鉄を含有する。仮焼して高アルミナ耐火物原料とする。アルミニウムの主原料でもある。 bauxite
Beckenbach type lime shaft kiln ベッケンバッハ式石灰炉 べっけんばっはしきせっかいろ 丸形シャフトキルンの石灰焼成炉。 Beckenbach type lime shaft kiln
bell kiln ベルキルン べるきるん 単独窯の側壁および天井を一体化した炉体を、炉床に積んだ焼成物の上に帽子の様にかぶせて焼成し、焼成終了・冷却後帽子(釣鐘)状の炉体を引き上げ、別の焼成物にかぶせて、新たに焼成を開始する様な形式の窯。 bell kiln/ tophat kiln
bending strength 曲げ強さ試験 まげつよさしけん 材料の機械的強さの一つである曲げ強さを測定する破壊試験。単に曲げ試験ともいう。 角柱状試験片を2個のロールで支え、上部中央から1個(3点曲げ)または2個(4点曲げ)のロールで荷重をかけ,破壊までの最大荷重×スパン(支点間距離)を試験片の断面モーメントで除して表す。単位はMPa又はN/mm2。耐火物では3点法による試験法がJISに規定されている。 bending strength
bentonite ベントナイト べんとないと 水を吸着する高膨潤性、高可塑性を有するモンモリナイト質粘土。変性火山灰より得られる。 bentonite
Bessemer converter ベッセマー転炉 べっせまーてんろ 1856年、イギリスのH.Bessemerが発明した転炉。世界初の転炉で、酸性耐火物を用い、底から空気を吹き込んでいた。 Bessemer converter
beta(β)-Alumina ベータアルミナ べーたあるみな 理論組成 Na2O・11Al2O3(又はK2O・11Al2O3)の鉱物。熱的には安定であるが、空気中では1600℃からアルカリを失い、α-Al2O3に変わる。 β-Alumina
binder バインダ−(結合剤) ばいんだ−(けつごうざい) 非可塑性の粒状物に作業性や素地強度、乾燥強度を与える為に添加する物質。 binder
binder 結合剤 けつごうざい 窯業品を焼成、成形する場合、主原料を結合して一体となすために使用するバインダー、ボンド。 binder / bond
bittern にがり/苦汁 にがり 海水からえられる塩分から食塩分を取除いた成分。塩化マグネシウムを主成分とする。塩基性耐火物のバインダーとなる。 bittern
black core あんこ(黒芯) あんこ(くろしん) 1)有機物を含有する粘土を原料とするれんがなどの焼成において、れんが素地内部まで充分に空気が導入されないため、分解残留物の炭素が酸化されないままれんが内部に残り黒色を呈する部分。 2)炭化けい素れんが、窒化けい素れんがなどにおいて、れんが内部に焼成時の未反応部分が残り他の部位と異なる色調を呈する部分。 black core/ black heart
black heart あんこ(黒芯) あんこ(くろしん) 1)有機物を含有する粘土を原料とするれんがなどの焼成において、れんが素地内部まで充分に空気が導入されないため、分解残留物の炭素が酸化されないままれんが内部に残り黒色を呈する部分。 2)炭化けい素れんが、窒化けい素れんがなどにおいて、れんが内部に焼成時の未反応部分が残り他の部位と異なる色調を呈する部分。 black core/ black heart
blaine air-permeability test ブレーン法試験 ぶれーんほうしけん セメントその他の粉体の比表面積を測定する方法。粉体圧縮層を空気が透過する際の抵抗を評価し、比表面積を知る。その値は真の値と異なり、ブレーン値と呼ばれる比較値である。 blaine air-permeability test
blast furnace 高炉(溶鉱炉) こうろ(ようこうろ) 鉄鉱石や処理鉱石、コークスを炉の上部から投入し、羽口から高温の熱風を吹込み、銑鉄を製造する竪型炉。 blast furnace
bloating ブローティング ぶろーてぃんぐ 高温で発泡して容積膨張する現象。発泡性粘土、発泡性頁岩などは、その現象を示す。Fe2O3は、高温で分解して、磁鉄鉱(Fe3O4)となり、酸素ガスを放出して発泡する。 bloating
bloating agent 発泡剤 はっぽうざい 起泡を造るための添加剤のなかで化学反応によってガスを発生するものを発泡剤で界面活性効果と攪拌によって物理的に泡をつくる物を起泡剤と分類する。 bloating agent/ foaming agent
blocking chisel 目荒らし めあらし キャスタブル耐火物やプラスチック耐火物などを2回以上に分ける打ち継ぎ施工の際にできる継目を無くすため、境界面をフォーク状の工具でかいて荒らすこと。 blocking chisel
blooming mill(条用分塊) 分塊圧延 ぶんかいあつえん 製鋼工場で製造された鋼塊をそのまま、又は加熱均熱後圧延し、後工程(製品圧延工程)の要求する形状、寸法の半製品を製造する工程。 slabbing mill(板用分塊)/ blooming mill(条用分塊)
blowing 吹錬 すいれん 溶融金属を精錬するとき、酸素などのガスを吹き込んで精錬すること。酸素を吹き込む場合は吹酸ともいう。 blowing
blowing down 休風 きゅうふう 高炉炉体や付属設備などの故障、修理その他の事故のために送風(操業)を一時中止すること。 blowing down
boehmite ベーマイト べーまいと 化学組成はAl2O3・H2O。ダイアスポア、ギブサイトなどと共にボーキサイトの主成分をなす。化学組成はダイアスポアと同じだが、結晶構造が異なる。 boehmite
BOF (basic oxygen furnace) 転炉 てんろ 1)溶銑を酸素(空気)により精錬し溶鋼を製造する炉。2)銅精錬で自溶炉で製造されたマット(→マット)を溶解、(酸素富化)空気吹込みにより精錬して粗銅にする炉。銅転炉。 BOF (basic oxygen furnace)/ converter
boiling test 煮沸試験 しゃふつしけん セメントの安定性試験の一つで,試料を水中で煮沸することにより膨張性およびそりの有無を検査する方法。 boiling test
bond 結合剤 けつごうざい 窯業品を焼成、成形する場合、主原料を結合して一体となすために使用するバインダー、ボンド。 binder / bond
bond ボンド ぼんど 組織を構成する個々の骨材や微粉粒を結合する物質。 その形式には,化学反応を利用した化学的結合,結晶どうしの直接結合,低融物生成によるセラミックボンド,主にセメントによる水和結合などがある。(→マトリックス) bond
bond part 結合部 けつごうぶ 粒子を結合する物質部分。マトリックス。 bond part / matrix
bonded arch つなぎ巻 つなぎまき アーチや円筒形、あるいはテ−パー状のれんが積みを行う場合、長手方向につなぎ積みをする、すなわち、つなぎをとることをいう。 bonded arch
bonder つなぎれんが つなぎれんが 標準く(矩)形れんがの1.5倍の幅を持つれんが。 bonder
bonding clay 結合粘土 けつごうねんど シャモットれんが等を成形する際シャモット自体に結合力がないので可塑性、付着性のある結合材として用いられる粘土。 bonding clay
boron carbide 炭化ほう素 たんかほうそ 化学式はB4Cで人工鉱物、工業的にはホウ酸と炭素(カーボンブラック等)で電気炉中にて製造する。用途は耐火物用で、酸化防止剤、砥粒にして研磨材、焼結体原料および原子力用で中性子遮蔽材として使用される。 boron carbide
boron nitride 窒化ほう素 ちっかほうそ BNの化学式で表される合成相で電気絶縁性を除けば炭素に類似した性質をもつ。BNには低圧相として六方晶系BN(h-BN)と菱面体晶系BN(γ-BN)が、高圧相として立方晶系閃亜鉛鉱型BN(c-BN)と六方晶系ウルツ鉱型BN(ω-BN)がある。→六方晶窒化ほう素、立方晶窒化ほう素 boron nitride
bosh 朝顔 あさがお 高炉の部分名称で、炉床部と炉腹部の間にある部分。羽口の上に位置し上方が開いた構造から朝顔の花にたとえてこう呼ばれる。 bosh
bottom しき 溶融金属容器の底部のこと。 bottom
bottom block 敷れんが しきれんが 窯炉の底部を構成するれんがで,高炉,キュポラやガラス溶融窯等で用いる。ガラス溶解窯を構成する大型れんがは敷きがわらともいう。 sole brick /sole block /bottom block
bottom pouring 下注鋳造 したつぎちゅうぞう 鋳型下部より溶鋼を注入して鋼塊を得る鋳造法。 bottom pouring
break out ブレークアウト ぶれーくあうと 製鋼工場の鋳造工程において、鋳片又は鋼塊の表面に何らかの傷があって、未凝固の溶鋼が凝固殻を破って外部に流出する現象。一般に、連続鋳造機の用語。