IT日記
12
2014/12/25

数学ソフト

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最終回になりました。比較的苦手な数学ソフトの紹介です。数学ソフトの中でも,表計算ソフト,グラフ化ソフト,

統計ソフトについては,すでに紹介しましたが,MATLAB,Mathematica,Maple などの有償の数値解析,数

式処理ソフトの代替えとして使われているオープンソース数学ソフトや幾何,統計ソフトなど多数収録している

Mathlibre を中心にして紹介します。

注) Mathlibre http://www.mathlibre.org/site/index-ja.html

 日本の数学者によって多くの数学ソフトを収録しているライブ linuxDVD を提供するプロジェクト。最新版は,

MathLibre Debian 2014 ですが,2012 年度までは KNOPPIX/Math として開発されていました。収録されている

数学ソフトは,図1に示すように数式処理,代数,幾何,解析,統計,応用数学,など多数収録されています。

図 1 Mathlibre2014 の数学ソフト一覧 

1. 数式処理システム Maxima,CoCoA など

2. 数値解析ソフト

3 幾何ソフト   

4. PrimMath 

5. まとめ

 Mathlibre には,統計ソフトとして R 以外に,市販統計ソフトの SPSS 互換の PSPP,有限要素法を用いた偏微分方程式ソルバーの FreeFem++,日本で開発された数式処理システムの Risa/Asir,なども含まれています。

Linux 版しかないソフトも多数ありますので,ぜひライブ DVD を試してください。DVD でなく usb 起動も可能です。なお,Maxima,Octave, Scilab などは市販の解説書なども多く,オンラインのチュートリアルも豊富にあるようです。

文献

1)北本卓也,Octave を用いた数値計算入門,ピアソンエデュケーション pp.75-92.





13:08 | コメント(0)
2014/07/23

Linux版CAEソフト(その2)

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1 OpenFOAM http://www.openfoam.org/index.php

 OpenCFDFoundationから公開されていて,自由にダウンロードできますが,前回紹介したCAELinuxDEXCSライブDVDを利用するのがお薦めです。またOpenFOAMは,多数のソルバーからなり,すべての機能を使うにはには,テキストベースの設定ファイルやユーティリテイを使いこなすのが必要となります。今回はGUIベースで使える部分の紹介になります。

 (1) CAELinux2013-SimpleFOAMWizard :Y形状パイプの3D流動
 (2) DEXCS2013(OpenFOAM)-ランチャ

 (3)Helyx-OSによる解析

2 Code_Saturne

3 CAEソフトについて

 前回から,LinuxCAEソフトについて紹介しています。Linuxについては,サーバー構築にも使っているので,使いなれているのですが,CAEソフトの中でもCFDソフトについては,未知の分野で,OpenFOAMCode_Saturneが有限要素法でなく有限体積法をベースにしているということも,はじめて知りました。流体を対象とするCFDに対し,固体を対象とする構造解析は,有限要素法がベースになっているものがほとんどなので,有限要素法ソフトということが多いようです。ということなら,このフリーソフト紹介タイトルも,下記のようにした方が分かりやすかったのかもしれません。

 20回 -有限要素法(Windows)  → WindowsCAEソフト-固体構造解析

 21回 -Linux CAEソフトその1 → LinuxCAEソフト(1)-固体構造解析

 22回 -Linux CAEソフトその2 → LinuxCAEソフト(2)-流体解析


オープンソースのLinuxCAEソフトについては,もともと難易度の高いソフトなのに加えて,日本語のチュートリアルがあまりないという欠点があります。使いやすさの点は,商用ソフトに比べると,劣るということのようです。そこでオープンソースCAEソフトの日本語の教本や講習会を下記に紹介します。当然有料にはなりますが,個人でも負担できる程度だと思います。興味のある人は,参考にしてください。

(1) DEXCS(日本語) http://dexcs.gifu-nct.ac.jp/   

 OpenCAEUsers Wiki http://opencae.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php?OpenCAE%20Users%20Wiki

DEXCSのソフト本体のダウンロードや資料,勉強会などがあります。

(2). オープンCAE学会(日本語)  http://www.opencae.jp/wiki/WikiStart

 講習会やDEXCSの有料頒布版などがあります。

(3). CAE教育研究所(日本語)   http://www.cae-school.com/index.html

  書籍や講習会があります。

(4). CAE懇話会 http://www.cae21.org/

 解析塾など。

(5) Googleサイト  https://sites.google.com/site/codeastersalomemeca/home

 Code_Aster& Salome-Meca 日本語解説

 


17:45 | コメント(0)
2014/07/23

Linux版CAE その1

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 前回は,Windows で動作する代表的な有限要素ソフト(FEM)について紹介しましたが,今回は Linux ベースのオープンソース CAE ソフトの中の構造解析有限要素ソフト(FEM)について紹介します。Linux ベースですが,ライブ DVD などで,インストールを意識することなく使えるので,Windows ユーザーにもすく゜使えると思います。オープンソース CAE ソフトの流体解析ソフト(CFD)については,次回にします。

1.  ADVENTURE 
  (1). ADVENTURE_on_Windows 
  (2) 1CD-ADVENTURE-
  (3) DEXCS-Adventure について
 
 (1) SALOME で,形状作成(geometry)
 (2) SALOME でメッシュ作成する(図 8)。Mesh モデュール
 (3) ソルバーの Code_ASTER モデュールで計算。
 (4) POST-Pro モデュールで結果表示

3  他にもある Linux 版の FEM ソフト
 ADVENTURE や Code_Aster 以外に,CAElinux2013 には,有力な FEM ソルバーソフトとして,
Elmer,Calculix,Impact なども含まれる。Elmer と Calculix については,Windows 版で紹介している。
Impact も Windows 版があるが,名前から想像されるように衝突現象に特化したような FEM なので,興味のあ
る人は,http://www.impact-fem.org/ 
から,ダウンロードしてみたください。
 
 

16:44 | コメント(0)
2014/05/02

フリーソフト-FEM

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 有限要素法による計算は,耐火物誌でもよくみられるようになりました。
 しかし, 
NASTRAN, ABAQUS,MARC, ANSYSなどの有名な商用のソフトは,個人が気軽にデスクトップで計算してみるというわけにはいきません。そこで簡単にインストールできて自由に使えるソフトがあれば,日本製でなくても有用だと思います。ここでは3D-CADと同様に外国製のものが中心になりますが,比較的使いやすそうなものを紹介します。またlinuxベースで著名なソフト(例えばAdventureCode_Aster)もあるので,今回はWindows版に絞って,linux版は別途紹介したいと思います。


1 XFEM 

2 PolarFEM 

3 LISA 

4 Elmer

5 CALCULIX 

6 Z88Aurora

7 まとめ

 12は,二次元のFEMで,日本製なので有限要素法がはじめての人の勉強にむいています。三次元対応の本格的な汎用有限要素法ソフトでWindowsで動くものとして,LISAElmerCalculixZ88Aurora を紹介しました。他にも動的な衝突に特化した Impact  http://www.impact-fem.org/
 などもあります。すべて英語版ですが,Calculixを除けばguiベースなのでチュートリアルで練習すれば,比較的簡単なものが多いです。


 


14:25 | コメント(0)
2014/04/10

フリーソフト-統計ソフト-

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統計ソフト-

 

 統計ソフトでフリーの代表的なものは,Rだそうです。(私は,使ったことがありません)。しかし,GUIベースでなく,コマンド記述によるソフト(というより言語に近い)であるため初心者や耐火物技術者には,敷居が高そうです。幸いRを使いやすくしたソフトが公開されているので,他のソフトも含めて紹介します。

2. College Analysis 

WinSTAT  

4. まとめ

 今回紹介した3つの統計ソフトは,それぞれに特徴があり,用途で使い分けができると思います。また,web上で統計解析ができるjs-STAR http://www.kisnet.or.jp/nappa/software/star/ などもあります。


09:09 | コメント(0)
2014/04/10

フリーソフト-化学式ソフト

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-化学式ソフト-

 耐火物の場合,複雑な有機物の化学式を書くことはあまり多くありませんが,ひとつ持っていれば便利なものです。フリーの化学式ソフトとして,ISISDrawというのがあり,たまに使っていましたが,いつのまにか,会社もかわり名前もAccelrysDrawにかわってしまっています。一応,Freeということになっていますが,登録性なのでここでは,アドレスだけ(http://accelrys.com/products/informatics/cheminformatics/draw/no-fee.php) 紹介します。ということで,現在,代わりに使えそうなのを探してみました。

1. JChemPaint
2.
SketchEl  

3. BKChem 

4. JmolDraw 
5. まとめ

 実は,Microsoftのワードやパワーポイントに化学式を書くための無料アドインソフトがあります。ただし,ワード自体が有料なので,今回はあえてはずしました。もちろん機能的には,今回紹介したソフトの方が高機能ですが,いつも使っているソフトで使えるメリットは大きいと思います。興味のある人は,http://www.ne.jp/asahi/zp9m/iwt/PPAddin_index.htmlを参照してください。またSketchElや BKChemでサポートしていいるOpenDocumentとは,オフィス用の互換ファイル形式で,OpenOfficeやLibreOfficeの標準ファイル形式で,wordなどでも読めるので,便利なフォーマットです。




08:51 | コメント(0)
2014/01/23

フリーソフト-3DCAD

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 フリーの三次元 CAD ソフトは,あまり多くありません。しかもほとんどが,外国製。最近,DesignSpark Mechanical (http://www.designspark.com/jpn/page/mechanical) が,国産で無料 3DCAD を提供していますが,会員登録が必要ですし,中止になる可能性が大です。この連載は,基本,無料で登録が不要で,安定して提供されるもので,できるだけ日本語が通じるものを紹介していきたいと思います。
1. FreeCAD    
2. HeeksCAD 
3. NaroCAD  
4. AnyCAD  
5. gCAD3D    http://gcad3d.org/  と  BRL-CAD http://brlcad.org/
  この 2 つは,使い方がよくわからないので,リンク先だけの紹介です。
6. まとめ
 最初にお断りしておきますが,筆者は 3DCAD についての専門知識はまったくありません。したがって,今回紹介したものについては,実際の経験からの紹介ではありません。簡単な,立体図形をすぐ書けるか,四角や円から”押し出し Extrusion”で三次元化できるか,各種ファイルに対応しているかなどから判断した紹介です。  
ということで,6 種の 3DCAD の中で,日本語に比較的対応していたのは FreeCAD のみです。バージョン0.13 が示すように,やや安定性にかけ,重いことが欠点です。それでもオープンソースで,日本語チュートリアもあり,これだけ高機能なのは,他にはないようです。
  HeeksCAD,NaroCAD,AnyCAD は,いずれもコンパクトで,動作も軽く,GUI に対応していますが,やはりの英語のメニューしかないというのが欠点です。
 個人的には,前回紹介した三次元モデラーの方が使いやすいとは思いますが,より正確な CAD を使いたい人には,試してみる価値はあると思います。
16:13 | コメント(0)
2013/12/03

フリーソフトの紹介--3Dモデラー 

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技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(15)

-3次元モデリングソフト-


三次元図形ソフトは大きく分けると CAD と CG に分けられますが,CG の基礎として形状作りのモデリングソフトの代表的なものをいくつか紹介します。簡易 CAD やテクニカルイラストなどにも使えます。なお Blender というオープンソースの CG 統合ソフトもあります。CG を本格的にやりたい人には,必須のソフトのようです,興味のある人は,検索してみてください。
1. SketchUp  
2. StoneyDesigner 
3. メタセコイア 
4. まとめ
三次元モデリングソフトで,テクニカルイラストにも使えそうなソフトを紹介しました。


SketchUp

StoneyDesigner

メタセコイア

機能制限

あり

完全無償版

あり

入出力ファイル

Collada

ColladaDXFIGES3DS,など多数

DXFSUFなど

寸法書き込み

×

×

メタボール図形

×

メタファイル書き出し

×

×

サンプル

豊富Trimble ギャラリー

30

少ない

アニメーション

×

レンダリング


10:09 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/10/16

フリーソフトの紹介(第 14 回)-LAN 用メッセンジャー

| by:管理者
技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(第 14 回)
- LAN 用メッセージャー-
メッセージや添付ファイルをやり取りするメッセンジャーソフトの一種でTCP/IPプロトコルを使っています。
MSメッセンジャー(SKYPEに移行)やYahooメッセンジャー,Google Talk,Lineなどのインターネットで使う
メッセンジャーソフトとは異なり,LAN内限定で使うメッセンジャーソフトで,大規模なものからSOHO,
家庭内LANまで,192.168.*.*で始まるローカルIPアドレスをもつPC同士で使用します。
LAN  用メッセンジャーの特徴
 ・LAN 外に漏れることはないのでセキュリティーの点で有利
 ・タイムラグがなく,チャット的に使える
 ・相手が読んだことを確認できる(開封確認)。
 ・相手の動的認識,アドレス帳など不要
 ・同報送信が容易
1) IP Messenger   
2) よっしーポップアップ  
3) Chat&Messenger
4)  ペタクローン
5) LightLine 2 
6)  まとめ
 
 メッセンジャーだけ使う場合,IP Messenger がベスト。付箋やチャットも使いたい場合,よっしーポップアップ
が使いやすいと思います。 実際に継続使用しているのは,この二つだけなので,個人的ななれや好みも
ありますが,他のものは少し過剰機能なような気がします。


余談ですが,android 系のタブレットやスマートフォンには,IP Messenger 互換ソフトがあり,家庭内 Lan で PC 版
IP Messenger との送受信が可能です。
16:02 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/10/16

フリーソフト紹介-13-ラスターベクトル変換

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技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(13)

-ラスターからDXFへの変換ソフト-

 前回にCADソフトについて紹介しましたが,BMPなどのラスター画像ファイルを,DXFファイルに変換することでCADソフトで編集可能にするソフトがあります。イメージ文書を電子文書化するOCRソフトの図形版といったところです。DXFファイル化したイメージは,CADソフトだけでなくLibreOffice,Inkscape,Visioなどで直接読み込めるので,オフィス文書の図面としても利用できます。

1.  BMP2LINE

2. BmpToDxf 

3. B2D 

4. ScanBmpMonkeyII 

5. WinTopoFreeware  

6. まとめ

 英語である欠点を差し引いても,Wintopoが使いやすいと思います。


 




14:46 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/10/16

フリーソフトの紹介12回- 2DCAD

| by:管理者

技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(12  )

- 2DCAD-
 

CADソフトは,ベクトル図形によるドローソフトの一種ですが,ドローソフトの標準フォーマットのSVGEMFなどとは異なるCAD特有のフォーマットで出力されています。DXFDWGは有償CAD世界標準のAUTOCADのファイル形式ですが,これ以外にも各CAD特有のファイル形式があります。ドローソフトやスケッチソフトのように手軽に図形を描くことはできないので,私自身はほとんど使うことはないので,使ってみた感想は省略して,代表的なフリー二次元CADの外観のみについて紹介します。

 

1 Jw_cad  

 

2 CAD 

 

3 AR_CAD  

 

4 RootPro CAD Free 

5 Macad 

 

6 簡易2D3DCAD 

 

7 OursFree

8 以下は最近更新されていない2DCAD

(1)PC定規5 http://homepage1.nifty.com/oms/pcjyogi.html#Free 

 「初心者にもきっと使える」をコンセプトとして開発された汎用2次元CADソフト。DXF,JWCに対応。
BMP,JPGにも出力可能。

(2)MyCADFree http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se393888.html 

建築設計から機械設計まで巾広い用途で使用できる汎用2次元CAD

(3)WT2CAD  http://www.vector.co.jp/soft/win95/business/se224020.html 

NCエディターのCAD部のみを再構築して作成した2次元CAD

(4)LiliCAD http://www.pluto.dti.ne.jp/~ran-yu/LilliCad.html 

小さくて軽いDraw系のソフトみたいなCAD。読み込みはDXFJWCXDFに対応しています

 

 

9 まとめ

DXFDWGファイルは,対応可としているソフトでも,必ずしもすべて読めるわけではないようです。特に,もともとファイルのやりとりのための中間ファイル形式であるDXFに比べて,DWGファイルを読み込めるソフトは限られています。今回紹介したソフトの中では,RootPro CADが,DWGファイルをうまく読めるようです。また今回は紹介していませんが,A9CAD*DraftSight**などのCADソフトは,DWGファイルの読み込み対応にすぐれているそうです。一番確実なのは,AutoCAD純正のビューワーAutodesk Design Review***をインストールすれば,DXFDWGも正確に読めます。ただし,AutoCAD以外のCADで作成したDXFは,逆に非純正のCADの方が読みやすいこともあるようです。(DXFファイルに関しては,個人的にはLibreOfficeDrawで読むのが楽です。)

* http://www.a9tech.com/ 

** http://www.3ds.com/jp/products/draftsight/free-cad-software/  

*** http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/pc/index?siteID=1169823&id=15162160 


14:11 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/10/16

フリーソフトの紹介-11回-linux

| by:管理者

技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(11)

-Linux-

今回は,フリー OS である Linux について紹介したいと思います。Linux(リナックス)は,インターネット用の
サーバー OS として,大規模なものから個人用まで広く使われていて世界標準といってもいいと思います。
しかしオープンソースであるリナックスは,サーバー用だけでなく,科学・工学用のオープンソースアプリケーション
が豊富にある Unix(ワークステーション)用のソフト資産が使えることからデスクトップ OS としての利用も有用
です。GIMPのように Windows 用が開発されているものもありますが,まだまだ Linux でしか動かないものも沢山あります。
 残念ながら,多くは日本語化されていませんが,これらのソフト資産を利用するためにも Linux を簡単に
利用できる環境は,有用だと思います。

1 有償ディストリビューションについて
 
2 RHEL クローン
3 Fedora
4 VineLinux
5. OpenSuSE
6 KNOPPIX (ver7.02 産総研版)
7. Ubuntu (ver 12.10 日本語 Remix)
 
8 LinuxMint (ver 14/Nadia Cinnamon No codecs 日本語版)
9 BerryLinux 
10 Bodhi 
11 WindOS 
12 Puppy Linux
13  まとめ
14  LiveCD の作成方法
 表 1 に,無償リナックスディストリビューションの中で,Live 版があり,日本語環境が十分なものを中心に比較
してみました。目に付くのは,KNOPPIX の高速起動やソフトの豊富さ,Puppy のコンパクトさ,Berry の軽快さ
などです。LiveCD なので,気軽に試してください

表 1 無償リナックスの特徴比較


今後のリナックスの使われ方としては,下記のようになるのではと考えています。
1. 個人用サーバー OS
2. XP 搭載機種などに,Windows の代替としてのデスクトップリナックス
3. 技術者向けのアプリを有効利用するためのデスクトップリナックス
4. レスキュー用 LiveCD リナックス
5. マニアの楽しみ用
11:10 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/10/15

フリーソフトの紹介10回-画像解析

| by:管理者
技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(第 10 回)
- 画像解析ソフト-
 
画像解析ソフトといっても,耐火物研究においてどれくらい需要があるかわかりませんが,デジタル写真が誰でも扱えるようになったことから,代表的な画像解析ソフトについて紹介します。 Image J が代表的なもので,コンターマップの色相抽出を,GIMP や Paint.NET と同様に使えるということで名前だけふれましたが,今回は具体的使用法について,紹介します。画像解析として,具体的には,長さ,面積,角度,粒子サイズ,粒子分布などの測定が用途で主なもので医学用途が多いようです。

1 Image J  

   アメリカ国立衛生研究所 (NIH)   で 開発されたオープンソースでパブリックドメインの画像処理ソフトウェア,NIH Image(Mac 用)を元にして開発されたソフトで,Windows,Mac,Linux に対応しています。 当然,英語版ですが,メニューを日本語化したものも提供されています
  

測定例として,角度,面積,粒子分布について示します。

[角度測定]
[面積測定]
[耐火物の骨材部の抽出,カウント]

[使い方]
 ImageJ の使い方については,下記にも詳細な説明があります。
 http://www.hm6.aitai.ne.jp/~maxcat/ImageJ.html
 http://www.archilys.com/blog/index.php?UID=1280916834
 http://wiki.livedoor.jp/imagej/
 http://www.thinkbasis.net/jp/news_imagej.0.html

2 ImageTool(UTHSCSA)  
テキサス大学サンアントニオ校保健科学センター(UTHSCSA)で開発された画像解析ソフト。
2002 年の ver3.0 が最終版となっています。ImageJ に比べて,使用例等の情報がほとんどないので,プログラムのヘルプ参照するしかありません。

3 まとめ
 フリーの画像解析ソフトというと,ImageJ が世界標準となっています。NIH Image というソフトも,ImageJ の前バージョンです。どちらも使用例なども,市販の図書も含めて多数あります。
いろいろ試してください。
 なお,ImageJ の開発版(ベータ版)といえる ImageJ2 も,ダウンロードでます。興味のある人は,こちらもダウンロードしてみてください。
http://developer.imagej.net/downloads
16:35 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/05/07

フリーソフトの紹介第9回辞書検索ソフト-PDICについて

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技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(9)

-辞書検索ソフト-PDICについて

 PDICを使い出したのは,1995年頃で,PersonalDictionary forWin32(PDICW)という呼称で,windows95で動作していました。ちなみに公開サイトはNiftyFENGフォーラムで,辞書ファイルも現在PDICの推奨辞書ファイルとなっている”英辞郎“以外にも,多数の辞書があり,Niftyの会員であれば,かなり自由に使えました。
 私自身は当時の辞書をそのまま使っていますが,残念なことに,現在ではほとんどの辞書が転載許可をとれないので,現在では,英和辞書に関しては,”
英辞郎“が,ほぼ唯一の選択肢になっています。

 どちらもシェアウェアになっているので,フリーソフトという趣旨からは,多少外れていますが,オンラインの辞書が,無料で自由に使える現在でも(英辞郎も無料のweb版があります),オフラインの辞書検索ソフトとして,必需品になっているので紹介したいと思います。ちなみに,PDIC1000円のシェアウェアですが,試用制限無しのシェアウェアです。英辞郎については,http://www.eijiro.jp/ を参照してください。

なお,本ページは,PDIC/Unicode5.5.24 をもとにしています。

 1.最初にする事

 2. 使い方

 3. 辞書作成 
 
  常用漢字
  耐火物用語
  
  作成した辞書のダウンロード →    耐火物用語他.zip
 

4. まとめ

 似たソフトとして,電子ブック(EPWING形式)として市販されている各種辞書の検索ソフトなどもありますが,どちらかといと電子ブックビューワーという使い方で,自分で辞書を作成できないという点などもPDICとは異なります。また,キングソフト辞書という辞書内蔵のソフトがフリーで公開されていたのですが,2013/2月に公開中止になりました。

 PDICの特徴として,多数の辞書を同時に使えるということで,英和,和英,独和,などの辞書と今回作成した耐火物用語,常用漢字など(郵便番号も作成しました)を一括して検索ができます。
10は,各種使用辞書の例です。

なお,特殊な使い方としてオンライン辞書のWeblioも使用辞書に追加できます。



10:46 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/03/01

ウェブスクラップ(クリップ)ソフト

| by:管理者

技術者・研究者向けフリーソフトの紹介(8)

-ウェブスクラップ(クリップ)ソフト-

 

 今回は,私の必須常駐ソフトとその類似ソフトについての紹介です。昨今の情勢では,多くの方が論文であろうとプレゼン資料であろうと,ネット検索による資料の利用は避けて通れません。もちろん無料であるだけに,情報の精度にバラツキがあるのは仕方ないことですが,情報を簡単に取り込み,ファイリングしておくツールがあれば,便利であることは誰もが認めると思います。ということで筆者が,10年以上前から常駐させているのが”紙copi”というウェブスクラップ(クリップ)ソフトです。実際には,現在有償の紙copi(2,625)と無償版の紙copiLiteとがあり
,筆者は以前から有償版を使用していますが,紹介するに当たり,無償版の紙
copiLite他の同等ソフトとの比較もしてみることにしました。

 なお,最近Evernoteというオンラインでのクリップ&メモサービスが有名になっていますが,仕事で使う場合には,オフラインで軽いソフトが安心で使いやすいということもあり,個人的には使っていません。本連載ではオフラインソフトに限定していますが,オンラインサービスソフトについては,機会をみて紹介したいと思います。

1 copiLite  

2 Ecobox Babaloa   

3 Webox 

4 ホームページスクラップブックLite  

5 ScrapBook 

6  CintaNotes  

7 copiと他のウェブスクラップソフトの比較

今回紹介したウェブスクラップ(クリップ)ソフトの特徴を比較してみました。CintaNotesは,今回初めて使って
みましたが,”知子の情報”の代替えに使えるかもしれません。


 

ウェブ保存

マウスドロップ

右クリック保存

一部クリップ

ファイル管理

メモ作成

ブラウザー

copi

Ecobox,Babaloa

×

×

Webox

×

Chrome不可

ホームページ

スクラップブック

×

×

×

IEのみ

ScrapBook

×

Firefoxのみ

CintaNotes

×




11:03 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2013/01/07

フリーソフト紹介(7回)ペイント系汎用ソフト

| by:管理者
     

ペイント系汎用ソフト --詳細は,リンク参照

 画像フォーマットでグラフなどに多用されるベクター形式で図形を描くドローソフト に対し,ラスター形式 と呼ばれるフォーマットは,色のついた点画であり,絵や写真などに向いています。ベクター形式に比べ,情報量が多く,サイズが大きくなるのが通常で,無圧縮のビットマップ(BMP)Tiff,圧縮可能なJPGPNGが代表的なものです。絵をかくのに使う場合にはペイントソフト,写真など編集処理する場合レタッチソフト,写真を見るだけのビューワー,さらに医学,工学で利用できる専門的な解析ソフトなど,多種多様なソフトがあります。デジカメ写真の論文掲載が当たり前となった現在,ペイント系ソフトは,いろいろ持っていると便利です。今回は,汎用ペイント系ソフトで,使いやすいものについて紹介します。
 

1. Irfanview

2. Jtrim

3. PhotoScape     

4. GIMP 
5. PaintNet

まとめ

ペイント系ソフトは,ここで紹介した以外に,PixiaPictBearPaintStarAzPainterなどのように絵を描くのが得意なソフトもありますが,今回は省略しました。

 論文で,写真を掲載するのが当たり前になっている現在,なんらかのソフトが必要です。とりあえず,簡単に使えて軽快なものがいいと言う場合には,Irfanview Jtrimの二つがあれば充分です。(一つでいいという場合,Irfanviewがお薦めです。) 写真だけしか使わないが,いろいろな修正が必要な場合,Photoscapeがいいでしょう。ちなみにメールで大きなサイズ(見た目ではなく,ファイルの大きさです)の写真を添付するのは,迷惑なものです。Irfanview Jtrimは,簡単にリサイズできるので,ぜひ利用してください。なお,JPEGは修正するごとに非可逆性の劣化を起こします。オリジナル写真は,別途保存をお忘れなく。

 GIMPPaintNetについては,既に第4回のコンターマップの中で色要素分解によってカラー図を白黒図に変換する方法について紹介しています。この二つは画像処理機能も豊富で,画像解析ソフトとの連携もあります。軽くなくてもいい,オールマイティーのソフトがほしい人はGIMPがお薦めです。


10:50 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2012/12/07

フリーソフト紹介(6回)マインドマップ

| by:管理者

マインドマップソフト

 

マインドマップは,トニー・ブザン氏によって提唱された表現技法で,ブレーンストーミングや研究開発のアプローチ手法として有効とされていますが,実際には議事録,研究計画書,単行本執筆計画,FAQマニュアルなどを表現するのに有効です。本来,手書きが推奨されていますが,ブザン氏公認のiMindmap とブザン氏非公認のMindmanagerが,有償ソフトとして販売されて以来,普及しだしたようです。
今回は,日本語が使えるフリーのマインドマップソフトを紹介します。当初は, 
FreeMindだけでしたが,現在ではFreeplane,XMindEdrawMindMapBlumindMindMapleLiteなどがあります。なおiMindMapにもフリーの Basicがありますが,登録が必要なので,今回は省いています。

 マインドマップソフトの基本的な使い方は,起動すると中心にタイトル(ソフトによって”新規マインドマップ”や”中心トピック”など)が表示されます(1は,Freemindの例)。最初に,適当なタイトル名に変更した後,放射状に主要なトピック(Freemindではノードと呼称)を書き込んで,さらにその下にサブトピックを書き込んでいきます。
ノードの移動は,あとからでもできるので,適当に書き込んでいきます。
トピックを結ぶ線
(ブランチ枝)とノードのスタイル,色などは,ソフトによってもいろいろな選択が可能になっています。
 

図 1 マインドマップの使い方(Freemindによる) 


1. Freemind   

2. Freeplane   
3. Xmind  
4. Blumind  

5. EdrawMindMap 
6. MindMaple Lite    

7. 各マインドマップの比較

 1は,各種フリーマインドマップソフトの特徴をまとめたものです。なお,詳細な各ソフトの特徴については,HPのマインドマップ例を参照してください。

マインドマップは,トニー・ブザン氏によって提唱された表現技法で,ブレーンストーミングや研究開発のアプローチ手法として有効とされていますが,実際には議事録,研究計画書,単行本執筆計画,FAQマニュアルなどを表現するのに有効です。本来,手書きが推奨されていますが,ブザン氏公認のiMindmap とブザン氏非公認のMindmanagerが,有償ソフトとして販売されて以来,普及しだしたようです。今回は,日本語が使えるフリーのマインドマップソフトを紹介します。当初は, FreeMindだけでしたが,現在ではFreeplane,XMindEdrawMindMapBlumind,MindMapleLite などがあります。なおiMindMapにもフリーの Basicがありますが,登録が必要なので,今回は省いています。


16:04 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2012/11/01

フリーソフトの紹介(第5回) グラフ画像数値化ソフト

| by:管理者

グラフデジタイザー ( グラフ画像数値化 )ソフト


1. GSYS
 

2. SimpleDigitizer 

3. G3DATA    

4. GpointChang  
5. Spectrum Converter 

   

 まとめ

グラフ画像数値化ソフトの使いやすいものについて,いくつか紹介しましたが,散布図グラフに向いているものと線グラフに向いているものがあります。 それぞれに特徴があるので,使い分ければいいと思います。

1) 散布図グラフを手動で数値化するソフト
  GSYS, SimpleDigitizer, GpointChang,  G3DATA
2) 線グラフ,スペクトルグラフなどを自動で数値化するソフト
 Spectrum Converter,DigitalCurveTracer ,GraphScan



15:45 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2012/10/02

フリーソフトの紹介(第4回) 等高線図ソフト

| by:管理者

2 AV似非 (えーぶい・えせ)       

3 Graph-R  

4 カラーマップをグレースケールに変換するには

  

論文では,まだまだ白黒印刷が一般的です。しかし,コンターマップは,通常カラーマップで
出力されます(QuiclGraphやAV似非は,グレースケール出力にも対応)。基本的な方法は,
色相環
   (0°)→(60°)→ (120°) →シアン(180°)→ (240°) →赤紫(300°)

 

を利用して,絶対値の高低を表示しています。青以降は,出発点の赤に近づいてしまうので,
一般的には,赤色を高い値,青を低い値にして,0?240°の間で,色分けをしているようです
(0-300°まで使って,赤を低い値にしている場合もあります)。通常の方法で,カラー図をグレ
ースケール化する場合には,色相を無視して,明度を基準にするので,赤も青も区別
つきません(というか,赤と青は,ほぼ同じ明度で,黒っぽくなってしまいます)。そのため,
コンターマップは,やむなくカラー印刷される場合が多いようです。 そこで,この色相(hue)値
(角度)を,明度の高低として変更すればグレースケールマップになります。

4.1 方法1 
マニュアルで,色相値(Hue)をもとに,明度に変更する方法です。等高線で,12色に単色分割
されている場合,根気よくやれば可能です。
  
図6 赤色部と青色部の色相角度値

実際に,コンターマップの色抽出をしてみると,図6のように,赤色部のHue値は4°,青色の
Hue値は236°,になっています。ここでRGBの値を等しい値にするとグレーになるので,Hの値
をそのままRGBにそれぞれ入力します。赤は,ほぼ黒に近い色に,青は,ほぼ白に近い色
になります。これを,繰り返していけば,赤から青のコンターマップが,黒から白のコンターマップ
になります。ただし,通常のコンターマップは,赤を高い値(高温度など)に該当させていて,
グレースケール表示では,高い値を白っぽい色にするのが慣例のようです。そこで,255
マイナスH値にして入力すれば,高い値を白っぽく,低い値を黒っぽくしたコンターにできます。  

4.2 方法2 
ペイントソフトで,色相hueだけを取り出します。ペイントソフトの代表的なGIMPとPaint.NET
で可能です。(画像処理ソフトのImage Jでも可能です)

図7 色相の取り出し

  GIMPの場合,色要素/チャンネル分解/HSVを選択すると,グレーで色相,明度,彩度の
3枚の図に分解されます。色相のグレー図が,カラーマップをグレースケールにしたものです。
ただし,この場合も,白黒の順が逆になっているので,反転処理をすれば,一般的なグレー
スケールになります。

4.3 方法3 変換ソフトtempclrbw.exe 

5 まとめ

 コンターマップは,温度分布や応力分布などで,よく使われます。有限要素法などの計算
結果をそのまま出力することも多いようですが,紹介したソフトで論文でも見やすいグレー
スケールとして出力できます。

 また,カラーコンターマップのグレースケール化するソフトについても紹介しました。やむを
えず,カラー印刷を選択している場合でも,このような方法で通常の白黒印刷にまわすことも
可能です。


13:05 | コメント(0) | パソコン・インターネット
2012/07/26

フリーソフトの紹介(第 3 回) - ドローソフト

| by:管理者
  グラフソフトと同様に,ベクター形式で図形を描くのがドロー(Draw)ソフトと呼ばれる図形ソフトで,
論文等でも実験装置,模式図,フローチャート,ダイアグラムなどを描くために必要不可欠のソフト
です。直線,円,多角形,などの基本図形と,ベジェ曲線を組みあわせて描かれることが通常で,
 ベクター形式の保存ファイルとしては,SVG や WMF が,よく使われます。
Cad やフローチャートなども,ベクター図形で出力されるので,ドローソフトの一種といえるの
です が,ここでは汎用ドローソフトについて紹介します。     
    

1 Inkscape    

2 Dynamic Draw  

3 OOo Draw   
4 その他のドローソフト

 他にも,ベジェ曲線での描画を基本にしている Jdrafter (http://jdrafter.com/index.html)や
ファインマン図を描ける jaxodraw (http://jaxodraw.sourceforge.net/ ),Cad ソフトに近い saidraw (http://homepage3.nifty.com/fujiya/ )など,面白いドローソフトもありますが,svg
ファイルをサポートしていないので,本文では省略しました。使い方は,そんなに難しくない
ので,興味のある方は試してください。


13:13 | コメント(0) | パソコン・インターネット
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お知らせ

フリーソフトの紹介

1. pdf関連?ビューワー,ライター,など

2. 二次元グラフ作成  --Sma4Ngraph

3. ドロー作図 ---Inkscapeなど

4. 等高線グラフ

5. グラフ画像数値化

6. マインドマップ

7. ペイント作図  --

8. ウェブスクラップ  --

9. 辞書検索 --pdic

10. 画像解析 --ImageJ

11. デスクトップLinux

12 2DCAD

13 ラスターDXF変換 --BMPDXF

14 エクセルで作る-パターン(中村啓子).

15 LAN用メッセンジャー

16 3Dモデラー (予定)

17 3DCAD (予定)

18 化学式 (予定)

19 統計ソフト (予定)

20 有限要素  (予定)